僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

生きぬきましょう

トランプ・ショックですが、アル症で肝硬変であることには変わりがありません。
今日も元気な病人、リスボン、(残り僅かな日々ですが)57歳。

本日もリスボンの、わがまま・人迷惑・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

さて、ホンマにトランプ・ショックだそうです。

僕もまさかと思っていましたが、2、3週間前くらいから、
あれだけ女性蔑視スキャンダルが暴かれたにも拘らず逆に支持率が上昇しているという新聞報道から、
ひょっとしたらひょっとするかも、と思うようになってきました。

でも、ホンマにショックですよね。
あんな人種差別的な発言を平気で繰り返す、反知性の塊のようなおっさんが選ばれるとはねぇ。

笑っちゃったのが、我が国のニセマリオ総理の反応。
安部さんはしばらく前からもしもの時に備えて、トランプとの人脈を築こうとしていたらしいのですが、
外務省はその総理の指示をほぼ無視していたそうです。

でも、トランプが当選しちゃった。
敵方のポリシーがまったく不明なままで、電話祝辞を送らなあかんので、
トランプの貿易や軍事方針とは合わない、当たり障りのないトンチンカンなメッセージしか、
伝えられなかったようです。

EUからのイギリスの離脱をめぐる投票といい、今回のトランプショックといい、
国民による投票という行動の是非をめぐる議論が起こりそうですね。

さて、かつて飲酒者であった頃は、
好きで飲んでいる酒のせいで寿命が短くなるのであれば、それはそれでいいや、
と、とてつもなく不遜な考え方に、アホにも酔っていました。

生きたいのにそれが叶わない貴重な命もあるのに、ホンマに厚かましい話しですよね。

今では、
まずはせこい感覚から言うと、

せっかくずーっと天引きされ続けてきた私学共済の掛け金、
少しでも年金という形で給付を受け、
後に続く若い世代の負担になってやるぜ、というこれまた厚かましい思いから、
できる限り生き延びてやろうと思っています。
(結構、引かれてますよ、ホンマの話)

もう一つ、せっかく神様からやり直しを許してもらえた以上、
変化し続ける世界をこの目で見続けてやろう、
あわよくば、その変化する世界の真っ只中に主人公の一人として参加したろう、
という、これもまたまた厚かましい思いも持っています。

酒を飲まないのは寂しいのですが、
酒を飲んではいないが故の、冷静でありながらも同時進行的な興奮をも共有できる感覚で持って、
世界にアンガージュマンし続けたろ、と思っています。

かましく生き延びよう!

これ、僕たちアル症者の合言葉の一つにしませんか。

というわけで、ブログのエンディングも少しばかりヴァージョン・アップします。

皆さんも僕も、今日も明日も厚かましくもご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。