僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

厚かましさ 嫌われること ゴミのように

アル症と肝硬変、アルコール由来の2大成人病(?)、全クリ、リスボン、58歳。

本日もリスボンの、人畜有害・ノープラン・ブログ、ご訪問、ありがとうございます。

今日は金曜日、それも月に2度ある、会議のための金曜日、
あ~、メンドクセェ。
特に今日の2つ目の会議は、構成メンバーが言いたがりのクズばっか。

あまりにもめんどいんで、寝たふりこいて死んでいました。

オフィス勤めのサラリーマンって、こんなんが毎日続くんやな、と思ったら、30代で発症しますわ。

で、会議を終えて、気分を戻そうと思ってキャンパス内を少しばかり散策していると、
意外な場所で、紅葉と青空の予期せぬコラボレーションを見つけて、惚れ惚れ。

僕たちの星は美しい。

その美しい星の上で僕たちは、理由はどうあれ、人から嫌われても仕方のない状態に、一度は陥ってしまいました。
理由を自分のせいばかりにするのは辛いので、やっぱり人のせいにもしましょう。
でも自分のせいとのバランスも考えましょう。

僕たちが一度は周囲からの信頼を失ってしまったのは、理由はどうあれ、事実です。

下手にプライドの高い僕は、失った信頼のことも忘れて自らの境遇に不満を垂れます。
(会議をコケ下ろすのもその一端でしょうね。)

でも、少しばかりプライドにレンズをかけてみると、見え方が変わりました。

僕たちは普通に生かしてもらっている存在です。
生かしてもらっているという点においては、大天才も、市井の凡人も、百獣の王ライオンも、その辺の虫も、そして僕たちのボケボケの目では発見することのできないつましい生き物たちも、一緒でしょう。

一見ゴミのように見える命を僕たちは軽んじることはできません。
そして大災害の前には、権力者も市井の人びとも同じく無力です。

アル症者は、酒さえ飲まなければ、ゴミのように嫌われることもないはずです。
静かで美しいこの空の下で、普通に、穏やかに、そしてご機嫌さんに。

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくもご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。