僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

やっぱり逃げてました

チョコレート
シュークリーム
クリームパン
このままではダメになっちゃうぜ、アル症と肝硬変、(ついでに甘味依存症)リスボン、58歳。

本日もリスボンの、世間知らず・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。


もうすぐ、断酒ライフ継続1年、達成です。
しかし残念(?)なのは、記念すべき1年目のその日、僕は病院にいる予定だということです。

また病室ライフか~。
一応、WiFi環境を持ち込もうと思ってますので、なんとかブログの継続はできると思いますが、
もし、中断していたら、病院内でネットワークに接続できなかったと思ってください。
(何しろテクノ音痴なもんで。)

さてこの頃、基本的には再飲酒欲求は鳴りを潜めているのですが、
やはり今でもテレビ等で美味しいものレポートが酒とともに放映されていると、

う、美味いかもしれない、

と思ってしまいます。

また、この頃YouTubeではまっている、慎吾ちゃんが近藤勇を演じたNHK大河の「新撰組!」、
佐藤浩市演じる芹沢鴨が小魚に齧りつきながら酒をぐっと呑んでいるシーン、
ちょっとそそられます。(また多いんですよ、芹沢が昼間っから一杯やっているシーン)

ちなみにあの芹沢鴨は、完璧、アル症ですね。
昼日中からグイグイ呑んで、必要とあらば人を斬る、アル症でなければできません、きっと。

しかし僕は呑んでませんよ、当然ながら。

で、やはりなんで呑んでいたのかなと考えます。

僕の場合、社交的な酒ではありませんでした。
ほぼ99%、家呑みでした。
やはり1日のリズムをはっきりさせたい、
オンタイムとオフタイムのメリハリをつけたい、ということだったと思います。

ただし、この言い方だと、
いわゆるRecreation、リクリエーション、再創造のための飲酒ということになり、
えらいポジティブな捉え方になってしまいます。

しかしよく考えてみると、
オンとオフの切り替えにアルコールを必要としていたということは、
同じことですが、オフを体に分からせるために薬物が必要であったということで、
また、オンの状態から何か外的な要素でもって強制的にオフを演出しなければならなかったということでもあり、
やっぱり、オンの状態の何かから逃げるために酒を飲んでいたということになるんでしょうね。

飲酒者であった頃は、明日の活力のために酒を飲んでいたと信じて疑わなかったのですが、
断酒者になりある程度の時間を置いてみると、
やはり何かから逃避するために薬物の力を借りていたということが分かってきました。

ダメですね、酒飲みは。
もとい、ダメですね、自分できっちりと管理できない、だらしない酒飲みは。

そして僕たちは、
たった1滴でだらしなくなれてしまう(?)ハタ迷惑極まりない能力を身につけてしまったわけです。

断酒しかありません。
芹沢鴨もろくな死に方はしなかった(と思います)。
断酒を継続させて、厚かましいくらいに幸せになってやりましょう。

今日は繰り返しになります、
皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。