僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

センター入試

冬真っ只中、でも空元気、アル症・肝硬変・リスボン・58歳。

本日もリスボンの、気まぐれ・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

全国的に雪のようですね。

僕もついに意を決しまして、今朝、タイヤを履き替えました。

さて、この雪で大変なのが、今日、明日と行われる大学センター入試のスタッフ並びに受験生です。

何回かセンター入試の監督業務、行ってきましたが、
不思議に雪の日が多いようです。

確か5年前のセンター入試の日、会場に向かいながら、車が2回、スピンしたことを覚えています。
どちらも見事にクルッと回ってしまい、ハンドルを始めとする一切の操作が無効になりました。
幸いにも、近くに車が全くいなかったので、一人でクルッと回っただけで済みました。

スタッフも大変ですが、受験生はもっと大変でしょうね。
何しろ、基本的には一生に一度のことですし、
お隣り、韓国ほどではないにしても、将来に関わることですから。

以前にも少し触れましたが、全国規模で同時に行われるこの試験、
ほんまに監督業務にあたって要求される厳格さは、めんどくささの極致です。
いいおっさん連中(もちろん、若者も女性もいらっしゃいますよ)が、
監督者控え室で一斉に腕時計を合わせる姿、
結構笑えるかも。

監督中は、一切要らんことをしてはいけませんが、
不正行為だけは絶対に防がなければなりません。
受験生が横文字の描かれたジャンパーを身につけていた場合、
裏返しにして着させるように、なんていう、漫画のような指示もあります。

ある意味、狂気の二日間です。

僕は昨年監督業務を行いましたが、
すでに肝硬変の症状が現れていました。
教室の移動に異常に時間がかかり、監督中、立っていることも辛かったことを覚えています。

にもかかわらず、帰りに⚪️⚪️ハイを買って、⚪️⚪️しながら運転するという体たらく。
家に戻り、ソファーでひっくり返った時に、さすがにパートナーも僕の異常に気がついたようです。

ただし、僕には異常な行動をしているという自覚はありませんでした。
ちょっと疲れたなぁ、ぐらいの感覚でした。
アル症の恐ろしいところです。
結局それからほどなくして入院することになり、僕は正式に肝硬変の患者となりました。

今年はセンター入試監督業務にはあたっておりません。
雪を見つめながら、本年度の研究報告のまとめの作業を行っております。

また、明日(15日)は、例によりました、奈良のイトーヨーカ堂で演奏を行います。
(1時と4時の2回、もちろん無料ですので、お近くの方はどうぞお冷やかしに)

いろいろな人たちのおかげでこの世に帰ってくることができました。

復帰生活を維持するためにも、皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。