さてタイトルの bird と yellow 、何だと思いますか。
鳥と黄色、黄色い鳥、いえいえそんな常識的な連想ゲームではありません。
一昨日、前期の授業が始まったことについて書きました。
(ぼくは一応、大学の先生です、らしいです。)
(ぼくは一応、大学の先生です、らしいです。)
一昨日は二つの授業を担当していますが、その一つは、超初心者向け英語入門の授業です。
あるいは週刊○春ですとか週刊○ストだとかのノリでいえば、
「これが大学の授業か!地に落ちたぞ、我が国の仮にも最高学府!」
「これが大学の授業か!地に落ちたぞ、我が国の仮にも最高学府!」
と、行政を怒らせ、メディアの食い物にもなりかねない、
ホンマに、簡単な内容から英語を指導しています。
ホンマに、簡単な内容から英語を指導しています。
一応、担当者としては、それなりの学問的な裏付けはあるんですよ、
曰く、
外国語の正しい、正しくない、ではなく、コミュニケーションをとることの楽しさを経験してもらうこと、
そのためには、まずは自らの言葉を実際の音として出してみること、
ま、そんなあたりを、未来のデザイナーやアーティストたちに指導しているわけです。
曰く、
外国語の正しい、正しくない、ではなく、コミュニケーションをとることの楽しさを経験してもらうこと、
そのためには、まずは自らの言葉を実際の音として出してみること、
ま、そんなあたりを、未来のデザイナーやアーティストたちに指導しているわけです。
で、若者たちに自信をもってもらうために、どのくらいの英単語を知っているか、書き並べてもらいました。
まずは動物の名前、
次に色、
動作、
家具を中心とした家の中にあるもの、
食べ物、
国の名前
と上げていってもらいました。
次に色、
動作、
家具を中心とした家の中にあるもの、
食べ物、
国の名前
と上げていってもらいました。
担当者の狙いとしては、
「な、みんな、結構単語知ってるやろ。100単語知っていれば、少なくともサバイバルレベルの外国語はOKなんやで」
ということを知ってもらうことにありました。
みんな、頑張ってくれましたよ。
で、今日、若者たちが書いてくれた単語をチェックしました。
その結果、ほぼ皆さん、bird と yellow は挙げてくれているんです。
が・・・・・・!!
スペルが正しくかけた若者はごくわずか。
特にbirdはひどかったなぁ。
特にbirdはひどかったなぁ。
我が国の若者の基本的な学力が落ちている、
あるいは、できる子とできない子の二極化が進んでいる、というのはよく言われることです。
あるいは、できる子とできない子の二極化が進んでいる、というのはよく言われることです。
そして僕が今回、確認したように、それは事実でした。
僕の勤めている大学の学生が特別、勉強が苦手である、というわけではないと思います。
(とはいっても、芸大生ですから苦手のようですけどね。)
僕の勤めている大学の学生が特別、勉強が苦手である、というわけではないと思います。
(とはいっても、芸大生ですから苦手のようですけどね。)
しかし、実態はこの通りです。
嘆かわしい、といって偉そうに批判することは僕たちの仕事ではありません。
この事実を受け入れ、しかし彼らをこのような状況に陥れたのは僕たち大人であることを自覚し、
では、若者たちをどう導くべきかを考えるべきでしょう。
では、若者たちをどう導くべきかを考えるべきでしょう。
この、超基本的な単語すらかけない若者たちの中から、イギリスに留学する子を育てるのは至難の業です。
でも僕は挑戦しますよ、若さは伸びしろの塊ですから。
伸びしろを伸びしろとして生かせるかどうかは、よい大人に出会えるかどうかにかかっています。
僕は彼らにとって、表面的には不良でも、伸びしろを見つけて伸ばす、はなさかじいさんでありたいと思っています。
伸びしろを伸びしろとして生かせるかどうかは、よい大人に出会えるかどうかにかかっています。
僕は彼らにとって、表面的には不良でも、伸びしろを見つけて伸ばす、はなさかじいさんでありたいと思っています。
ということで