僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

Hinomaru

飲酒歴40年、断酒歴2年と5か月、不良初期高齢者、リスボン、59歳。

本日もリスボンの、リベラルでありたい・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。



あまりきな臭いというか、政治ネタを取り上げると、
ブログのアクセス数が減りますので、
その意味では決してうれしがって書いているわけではありません。


しかし、
59歳の断酒生活者、リスボンが、今何を感じ、何を考えているのか、
クラウドにも残しておきたいので、

やっぱり取り上げます。


何をかというと、

僕は全く知らないのですが、
ラッドウィンプスとかいう音楽グループの、
Hinomaru という曲です。

歌詞の取りようによっては、
びっくりするほど右翼的な内容で、

まるで戦前の精神がよみがえったかのような亡霊ソングのようです。


一応、YouTube で確認してみました。

できる限り政治的な先入観が入らないようにして聴いてみましたが、
ほんでも、お前ら街宣車の回しものか、というくらいに、右側に偏っているようですね。

作詞と作曲者が同じ人物ですので、

フードをかぶったまま録音用マイクに向かって歌っている人物もこの人でしょうね。

日本的な精神に敬意を表したつもりでしょうけど、
文法的にはおかしなところのある歌詞です。

曲としてはあまり面白くありません。

そして何よりも、
ギターのチューニングが狂っているんですけど、
レコーディングの際、プロデューサーは気が付かなかったんでしょうか。

それともどこかの総理大臣と同じように、
他人のアドバイスを全く受け付けない、知的理解に関して先天的に問題を抱えている方なんでしょうか。


この曲のダウンロードが伸びているとするのであれば、
この国はもう終わっています。

僕はまだそこまでは至っていないと信じ、
僕の考え方を若者たちにぶつけます。

もちろん、押し付けるつもりはありません。

しかし、考えることの大事さ、

外側から自分たちを見つめてみることの大事さ、

そして狭い利害関係を超えた大事なものがあることを若者たちに伝えていきます。


この国は終わりそうですが、じじぃとしては、そう簡単に終わらせてたまるかという気持ちです。


若者たちと勇気をもって対峙し続けるためにも
元気でいなければ。

そしてそのためにも

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。