僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

ノンアルってノンアル?

陽がのびてまいりました、花粉のにおいも少しは落ち着いてきました(かな)、アル症と肝硬変は変わりません、リスボン、58歳。

本日もリスボンの、意外に切実・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

今日、初めて禁を犯してしまいました。
禁断のノンアルコール・ビール風飲料、初体験です。

偶然です、偶然。

西大津のイオンが改装オープンということで、普段着用のシャツでも買いに行こうと思って覗きに行きました。

パートナーから割り醤油を買ってきてほしいと頼まれていましたので、食品売り場もうろついていたところ、
キリンの一番搾りのノン・アルの試飲をやっていました。

僕は、ノン・アルにしてまでビールがほしいとは思っていなかったので、これまでノン・アル・ビール、まったく口にする機会がありませんでしたが、

今回、少しばかり、魔が差しました。

試飲用のちっちゃな紙コップに注がれたノン・アル一番搾りを口にしてみると、

第一印象、お、美味いやんけ、
これなら焼肉やBBQと合わせてもおかしくないかな、
というものでした。

しかしその、美味いやんけ、には、わずかに引っ掛かりがありました。

試飲を済ませて店内を歩いていると、少しばかり懐かしい感覚がよみがえってきたかのような感じ。
どういう懐かしい感じかというと、

まだアル症が確定する前に、たまに昼飲みをした時の、軽い酩酊感です。

ノン・アル・一番搾り、アルコール分、0.00%です。

決して0%とは表示していないんですね。

もしかすると、小数点以下3桁よりも下の数字は、0ではないかもしれません。

こちとら、断酒歴がすでに1年と2か月、もうなんぼ何でも体の中にアルコールはないよね、
つまり、ホンマにごくわずかなアルコールの摂取によって、リトル・プチ・酔っ払いになってしまったのかもしれません。

だいぶ以前に、昼食に入麺を作った際、だし汁に酒を入れすぎて、少しえへらえへらしてしまったことについて報告しましたが、

今回の感覚も似ています。

イオンを出てから運転中も眠気が襲ってきました。
もっとも昼間の眠気は、僕の場合、しょっちゅうありますので、何とも言えません。

でも、ノン・アル飲料、もしかするとアルコール飲料かもしれません。

以前に、ノン・アル・ビールは、ビールの感覚を思い起こさせてスリップの起爆剤になりがちだという話を聞きました。

でも、ごくわずかなアルコール分が、僕たちアル症者の困ったチャン脳みそを刺激しているのかもしれません。

僕は今後、ノン・アル・ビールには手を出さんとこと思います。

僕の感想が勘違いであることを祈ります。

ノン・アル・ビールがなくても
皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。