僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

タバコ

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アル症、肝硬変、少しばて気味、でもカラ元気、リスボン、58歳。

本日もリスボンの、無責任・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。


写真は、昨晩のストロベリー・ムーンです。

我が家からはそれほど赤くは見えませんでしたが、琵琶湖の湖面の反射、楽しんでください。


さて、今朝のNHKの深読み、喫煙の問題が取り上げられていました。

最近のNHK、少しポチ政権に脅しをかけられているのか、
自民党の古だぬきどものエゴ丸出しの主張については触れず、
小規模の飲食店の主張という風に置き換えていましたが、

非喫煙者としては、大規模であろうが小規模であろうが、
そして飲食店であろうが、他の店舗であろうが、
基本的に室内でタバコを吸われるのは、いやですよね。

そしてこの頃、少し困ったチャンなのが、新幹線の全席禁煙です。
全席禁煙ですが、喫煙コーナーが何か所か設置されているため、
隣のおっさんが喫煙者の場合、彼がタバコを吸って戻ってくるたんびに、臭いんです。
はっきり言います、臭くて不快です。

分煙は仕方ないにしても、新幹線は喫煙車両を復活させてくれたほうが、ノン・スモーカーにとっても助かるかな。

さて、東京オリンピックまでに何とかしなければ、というのが共通の認識だそうですが、
なんか、それもなぁ~って感じています。

国立競技場の設計コンペ、ロゴのデザイン、いろいろとミソのついた東京オリンピックですが、
無理に開催せんでもええのに、というのが僕の正直な感想。

盛り上がるやろうけど、後始末も大変ですよ、ホンマに。

ところで、喫煙擁護の論客といえば、
「タバコ狩り」という著書で知られている、Y大学のMさんが有名ですが、

大学院時代の彼は、勉強会で議論が白熱してくると、チェーンスモークも激しくなり、
そして自分のタバコがなくなると無意識に隣の人のタバコを吸っていました。

ホンマのヘビースモーカーです。

で、彼の主張ですが、
タバコが健康を害するという説が、
データの作為的な操作による、悪意に満ちた解釈である、というものです。

大学院時代の切れ者としてのMさんを知っている身からは、
Mさんもエゴからレンズが曇りまくるんだなぁと驚かされることしきりです。

僕たちアル症者も、かつては自己正当化のためにありとあらゆる理屈をこねていたんだろうなぁと思います。
そして僕たちの悪質なところは、
周囲の人をだますのみならず、自分自身をだまし続けてきたんですよね、無意識のうちに、そして時には自覚的に。

タバコと酒では、健康への影響も社会的な影響も、そしてその楽しみ方も異なります。

しかし依存者が冷静かつ客観的な判断力を失ったモンスターであることは自覚しないとまずいですよね。

僕たちは、いつでもそんな、はた迷惑で不細工なモンスターに戻ることができるんです。
ヘビースモーカーのふり見て、我がふり直しましょ。

ということで

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。