僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

値上げだそうです

飲酒歴40年、断酒歴2年と6か月、不良初期高齢者、リスボン、59歳。

本日もリスボンの、大変でんなぁ・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。



何が大変でんなぁかと申しますと、

タバコの値上げの件です。

僕がまだ喫煙者であった頃の一番の売れ筋だったマイルドセブン
今ではメビウスとか何とかいうそうですが、

これが1箱、500円になるんだそうです。

500円ですよ、500円。

1日、1箱消費するとして、1月で15000円、
そして1年で、18万円ですよ、18万円!

今では他人事なのですが、他人事ながら大変ですよ、年間、18万円。


もちろん、大変なのはお金の問題だけではなく、
当事者の健康のみならず、周囲の人びとの健康にも少なからぬ影響があるようです。

スモーカーの皆さんはこれを機に決心された方がいいでしょうね、大きなお世話かもしれませんが。



一方、僕たちの天敵、アルコール飲料ですが、
相変わらず、リーズナブルかつコンビニエントに買える状況は変わっていないようですね。


まだ僕は見ていませんが、
12%の缶チューハイも発売されたそうで、
僕たちの後輩が次から次へと排出される社会的条件はばっちり整っています。


依存症を経験していない人びとは、

自分自身が大脳のてっぺんから変質してしまう恐怖については、
恐らく想像すらできないんでしょう。


やっぱり僕たちが声をあげるべき時がありそうです。


僕たち、アルコール依存症当事者に対する世間の視線は、
決して暖かいものではないことが予想されますが、

僕たちの病気の恐ろしさは、
僕たちと、
僕たちの家族しか知りません。


僕たちはしくじりました。

でもしくじりから立ち直ることに残りの人生をかけています。

僕たちの立ち直りとそれに臨む気持ちは、決して恥ずべきことではないはずです。


きっと僕たちの声が必要とされる時が来るはずです。

その時にしっかりと声をあげることができるように、
いつものように誓いましょう。

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。