僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

たまに行く街が楽しい

アル症・肝硬変、58歳ですが、はた迷惑なくらいに元気です、毎度、リスボンです。

本日もリスボンの、田舎者丸出し・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。


今日は1時間目に一発、講義をぶちかましたのち、
同志社大学まで出かけてきました。

僕の学術活動のデビューから現在までお世話になっている学会の、
来年の夏に開催される大会の実行委員会に参加するためです。

京都駅まではJR湖西線を利用し、
京都駅からは京都市地下鉄を利用して、今出川まで出かけました。

さて、今さらなのですが、たまにならば、という条件が付くと思いますが、
電車に乗ることって、楽しいですよね。

僕はそれほど強度の鉄チャンではないのですが、
やはり男の子一般の習いに従い、電車は基本的に好きです。

見るのも乗るのも好きです。

それから路線図をたどって地図の上で想像上の旅行をするのも好きです。

8月のドイツ、イタリアの旅の際にも列車を何回か利用しましたが、
あの時はほとんどが特急列車でした。

でも今日は、日常の足としての列車の利用です。

長距離の移動ではありませんでしたが、ウキウキとしました。

何によってウキウキできたかというと、
どうやら僕は、人の姿を観察することが好きなようです。

それほどファッションには明るくはないのですが、
女性の姿を見ていると、今年の秋の流行がそれとなくわかります。

また、同年代や、やや若い世代のビジネスマン諸氏を見ていると、
各氏がどこに気を使っているのか、使っていないのかもわかり、おもしろい。

そして何よりも参考になるのが、現役を引退したであろう、高齢者諸氏の身なりの観察です。

明日は我が身と思うと、観察・分析にも力が入ります。

普段、山の中で暮らしていると、他人の目を気にすることがあまりありませんが、しかしそれは良くないですよね。

たまには街に出て、世間のファッションの動向を学びましょう。

そして同志社大学では、現在の若者たちのウソ偽りのないファッション・トレンドをつぶさに観察することができました。

どうしても僕たちアル症者は、自分自身の内部の切磋琢磨に気持ちが向かいますが、
それはそれで正しいエネルギーの使い方です、
でももう一方で、
世間に目を向けることも大事ですよね。

今週末はまた別の学会で神戸に行きます。
学会も楽しんできますが(もちろん、研究者としての仕事の一環ですよ)、
行きかえりの道中も社会観察に精を出そうと思います。

いつものように

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。