僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

珍しく心が静かな日

アル症・肝硬変、昭和のおっさん症候群、初期高齢者型軽度判断困難症、そしてADHD、めんどくささ満載の59歳、リスボン

本日もリスボンの、おとなしめ・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。


雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう。

そんな夕方、ホンマに明日の朝は雪が積もっていても不思議はない寒さ、そして天気図です。

僕の住んでいる湖西地域の琵琶湖大橋よりも北側では、冬場に向けて車のタイヤを冬用に履き替えます。

スタッドレスタイヤにいつ履き替えたらいいのか、毎年、悩みます。
スタッドレスタイヤ、確かに雪道や凍結した路面では、とても頼りになります。
が、乾いた路面では、結構音と振動が気になりますし、
それからヘリが速いのも気になるところです。

僕は毎年、ぎりぎりまで履き替えません。

しかしパートナーの車はそういうわけにはいきません。

僕の車は、今となっては昭和の遺物、ミッション車、
アクセルワークとクラッチワークである程度は乗り越えられますが、
パートナーの車はもちろん、オートマ、
ましてパートナーはモータースポーツの経験もない、ごく普通のドライバー、
早めにタイヤを変える必要があります。

僕の今日の仕事のスケジュールは比較的、融通が利きました。

授業は1時間目だけ、
あと今日中に済まさなければならない仕事は、金曜日の授業のためのレポートの採点ですが、
これも2時間くらいで終わらせることができましたので、

3時半には家に戻り、つなぎに着替えて、パートナーの車の前輪をホイールごと交換しました。

やったことのない人にとってはとても専門的な作業に見えるかもしれませんが、
タイヤホイールの交換、落ち着いてやれば、特に難しいこともありません。
力の入れどころと抜きどころさえ間違えなければ、必要以上に疲れることもありません。

アイポッドストラヴィンスキーの晩年の宗教曲を聴きながら黙々と作業を行いました。


こういう作業をしている時間、
つまり特に退屈でもなく、過剰な緊張を強いられることもない、
しかし家族のために必要な作業、
なぜだか心が落ち着きます。

特にはしゃぐこともなく、
かといって悲観的になることもなく、
つまり、必要以上にプラスにもマイナスにも感情が揺れない時間、
久しぶりに味わった気がしました。

ADHD気質、そしてお祭り気質な僕にとって、心が静加に過ごせる時間はとても大事なものです。

今日は何があったわけでもないのですが、
こんな日も大事ですよね。

でも最後はいつものように、若干はしゃぎ気味にいつもの決意を。

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。