僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

ぼ、僕は、死にまっしぇん!

今日も寒かったっす、でも(カラ)元気です、リスボン、59歳。

本日もリスボンの、小ネタですんません・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。


僕の勤めている大学では毎年この頃、1年生を対象とした授業の中で、
オリジナルの流行語大賞を学生たちに選ばせています。

タイミング悪く僕はその授業の日、東京に出張に行っていたのですが、
講義室の廊下に学生たちが選んだ、今年の流行語オリジナルバージョンが貼り出されていました。

なんとその中の一枚の第5位に

⚪️⚪️先生の遺言(⚪️⚪️の中には僕の名前が入ります)というのがランクインしていました。

どうやら他の授業の中で紹介された僕が語りかける映像教材の中の僕の言葉を遺言と解釈したようです。

まだピンピンしていますので、遺言とは失礼な話といえば失礼なのですが、
しかし僕の言ったことが彼らの印象に残っていたということであれば、
悪い気もしません。

しかし、遺言ですから、多少の意趣返しの必要はありますね。

そこで受講生の大半が1年生である今日の講義の中でちょっとした悪戯をしました。

僕の講義は、
基本的にはコンピューターで作成したスライドを映写しながら説明するという、
おそらく今、一番、一般的なプレゼンテーションの方法で行っていますが、
時々スライドを映写しているスクリーンの後部にあるホワイトボードも活用します。

今日はスクリーンを降ろした状態のホワイトボードに
「僕は死にまっしぇん!」という、101回目のプロポーズでおなじみの名台詞を書いておき、
授業中にスクリーンを上げて、この文字をあらわにしました。

ほとんどの学生がこれが僕の意趣返しであることを理解し、
笑ってくれました。

また、僕の遺言を流行語のひとつに挙げたグループの中心人物の学生本人も、
先生、ごめんとばかりに手を合わせながら、苦笑していました。

遺言、つまり後に残す言葉ですから、僕の生き死にとは直接関係がないといえばないわけです。
選んだ学生たちも、全く悪気はなかったでしょう。

むしろ、僕であれば、多少のやんちゃは認めてくれるという安心感からとった行動だと思います。

ですので僕も、やんちゃ心で対応しました。

もちろん、マジな話で言えば、僕は一度死にかけましたので、
ほんまに「僕は死にまっしぇん」なのですが、
そこはそれ、まだまだ君らには負けてへんで、
という年寄りの冷や水的気合いとして受け取ってもらっても全然構わないわけです。

ほんまにまだまだ負けるわけにはいきません、
憎まれっ子、世にはばかりまくります。

そしてそのためにもいつものように

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。