僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

お昼寝

飲酒歴40年、断酒歴2年と4ヶ月、不良初期高齢者リスボン、59歳。

本日もリスボンの、お気楽・でももしかすると反社会的・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。


だいぶ以前にも書きましたが、
飲酒者時代の僕の飲酒の目的といいますか、
飲まなければならないという、
自己チュー・不合理飲酒脅迫概念の基本にあったのは、
確実な入眠でした。

18歳で習慣飲酒者となって以来、
確実に眠りにつき、
しかもその眠りを深い、落ち着いたものにするためには、
アルコールの摂取が前提条件と考えていました。


断酒者となった今、この強迫観念は全く間違っていたことを思い知らされています。

まず第一に思い知るべきであったのは、
人間、眠らないくらいでは死なないし、
健康も害されることはない、

もし健康に影響が及ぶほどの睡眠不足が続けば、
自然と眠りに落ちてしまうという、

生き物としての大原則でした。

そして次に知らされたのが、

普通に暮らしていれば、眠気は定期的に自然に訪れるという、
これも生き物としての大原則です。


今ではもちろん、
全く気負うことなく、自然に眠りに落ちています。

そしてかなり以前にも書きましたが、

ほんまに疲れがたまると?
昼寝をするようになりました。

僕の1日の中でいつ昼寝をしているかというと、

講義を終えて自分の研究室に戻り、
大好きなバロック音楽を流しながら、
学生の出席カードの整理や転記を行っている時です。

それほど難しい作業ではありませんが、
学生の決して読みやすくはない字を判読していきます。

そして、ひと段落して部屋にあるお気に入りのソファに座っていると、

いつの間にか時計が30分ほど経過しています。

特に今の季節、
3階にある僕の部屋、

窓を少しだけ開けて、廊下側のドアを開けておくと、
気持ちのいい風がそよ~っと流れていきます。

勤務時間や体制を自己管理できる立場ならではの贅沢なんでしょうね、この昼寝は。

一度眠れば、あとは仕事を捗らせることができます。

飲酒者の頃はほとんど経験しなかったお昼寝の楽しみ、

これももしかすると断酒ライフの醍醐味かもしれません?

それともただ単に、歳をとっただけなのかも。
朝も無駄に早くに目が覚めますしね。
(この頃、思い切り早く目覚めた朝は、ピアノの練習をしてます。)

ではいつものように

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。