今さら確認、これからも確認。 - 僕のワンノートサンバ

飲酒歴40年、断酒歴2年と6か月、不良初期高齢者、リスボン、59歳。

本日もリスボンの、確認、確認・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

断酒ライフも安定してきましたし、
再飲酒欲求もほぼありません。

が、

たまぁに悪魔のささやきが聞こえることがあります。

どんな声かといいますと・・・

確かにお前は長年にわたって過剰に酒を飲みすぎたために、
肝臓をはじめとする内臓にダメージを負わせた。

しかし、ダメージを負ったのは身体だけで、
お前の精神は大丈夫じゃ。

お前はアルコール依存症ではない、
現に、安定した断酒ライフが送れているではないか。

といった声です。

確かに今は飲酒行動を制御できています。

ただし、それはアルコールを体内に摂取していないからにほかなりません。

かつての僕たちを思い出しましょう。

酒を飲み始めた時間が一日のどの時間帯であろうと、
一度飲み始めたが最後、
眠りにつくまで、飲酒行動が途切れることはなかったではないか。

一度飲み始めたが最後、
少しでも飲めない時間をもたざるを得なくなった時に、異常なまでにイライラしていたではないか。

お前は一度飲み始めたのちに、
コーヒー休憩を取ることができたか。

コーヒーを飲むくらいならば、酒を飲み続けていたのではないか。

つまり僕（たち）は、
アルコールを摂取したのちは、自分自身の意志で行動することはできなくなっていたのです。

もちろん、その時は勘違いしていますよ、自分の意志で飲み続けていると。

でも、飲めないことがわかるとイライラするという感情のあり方、

これは依存症以外の何物でもないのです。

僕（たち）は、今さらながら、しかし常に、
このことを確認し続ける必要があります。

そのためには、たとえつらかろうとも、
自分自身が一番、かっこ悪かった時のことを思い起こす必要があります。

そのための断酒ブログであり、

そして僕は参加していませんが、
断酒会であったり、AAであったりするんでしょうね。

今日も断酒ブログに感謝します。

そしていつものように

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。