僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

少し弱音

飲酒歴40年、断酒歴2年と5ヶ月、不良初期高齢者、リスボン、59歳。

本日もリスボンのちょっと弱気・ノープラン・ブログ、ご訪問、ありがとうございます。


今日は出張で長浜のとあるホテルの1室にいます。

大学の学芸員課程、現地実習・研修旅行の引率教員としての仕事です。

もっとも僕は、学芸員の経験も資格ももっていません。

あえて言えば、世界中のいろいろな美術館やギャラリーを見て回った経験が豊富な方だというくらいです。

しかし、一応、担当者ということで同行させてもらい、
1日目の今日は、

仏像修復施設、
町家を改築したギャラリー、
考古博物館

の3箇所を訪問してきました。

ちょうど行程として二日間で琵琶湖を1周するこの研修旅行、
中間点が長浜になるわけです。

先ほど、全員での夕食を済ませて今、自室に戻ってきました。

国内であろうと国外であろうと僕の出張は、基本的には単独行動です。

ですから夕食後に一人でホテルの部屋に滞在しているというのは、
毎度のことであり、特にどうということはないはずですが、

今日はなんとなく、孤独を感じています。

やはり、一日中、同僚や学生たちと行動を共にすると、
一人になった時にホッとして楽になると同時に、

やっぱ、家族との心のつながりが希薄になってしまったオヤジ、
改めて一人ぼっちであることを感じてしまいます。

なまじっか日中、わいわいと過ごしたばっかりに、
昼間はしゃぎすぎて夜泣きしてしまう赤ちゃんのように、
反動を感じているのでしょう。

(ちっ! いつまでも成長しないおやじだぜ、けっ!)

そうかもしれません。

でも今は、たとえ寂しさを感じても、
断酒ライフだけは守ります。

寂しいのであれば、寂しさの中にだけ感じられる感覚を楽しんじゃいます。

なのでいつものように、でも、多少のカラ元気と共に、

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。