飲酒歴40年、断酒歴2年と9か月、不良初期高齢者、リスボン、(まだまだまだまだ)59歳。
大学での今日の仕事の締めくくりは、
全教員が参加しての学内FDワークショップ。
全教員が参加しての学内FDワークショップ。
FDとは、本来は、Faculty Development 学部改善といった意味なのですが、
現在、多くの日本の大学では組織的授業改善といった理解で使われています。
要は、どうしても密室の奥義になりがちな大学の授業について、
客観的に改善していって、学生に分かり易いものにしていこうという運動です。
客観的に改善していって、学生に分かり易いものにしていこうという運動です。
要は自らの授業を客観的に分析し、
よいところは活かし、
さらに目指すべき内容を自覚していくことで、
教師としての資質を上げていきましょうということです。
よいところは活かし、
さらに目指すべき内容を自覚していくことで、
教師としての資質を上げていきましょうということです。
つまり僕はこんな先生で、こんな点には自信があります、
でもこんな教育をしたいので、
こんな点の改善に取り組みますといったことを、
文書化していくことに取り組みました。
でもこんな教育をしたいので、
こんな点の改善に取り組みますといったことを、
文書化していくことに取り組みました。
で僕が授業に当たってどんなことに心を砕き、
どんな成果を目指しているのか、考えてみました。
どんな成果を目指しているのか、考えてみました。
で僕にとって、
過度の飲酒の積み重ねにって、内臓と脳の病気になって現在に至っていることが、
とても大きな意味をもっていたことがわかりました。
とても大きな意味をもっていたことがわかりました。
大病を経験したことで、
病弱な人が直面させられる抑圧について理解できるようになりました。
病弱な人が直面させられる抑圧について理解できるようになりました。
また、依存症になったことで、
薬物障害の恐ろしさや、世間との軋轢についても経験しました。
薬物障害の恐ろしさや、世間との軋轢についても経験しました。
東アジアの諸民族の問題点と可能性についても考えをめぐらすことができるようになりました。
もちろん僕が、授業の中で直接、僕の病気について話をすることはありません。
しかし病気の経験と依存症とともに生きていかざるを得ない境地は、
僕に複眼的な視点と考察の可能性をもたらしてくれたようです。
僕に複眼的な視点と考察の可能性をもたらしてくれたようです。
アル症になったことによって僕は生まれ変わりました。
今日のセミナーは図らずもそのことを確認できた、貴重な機会だったようです。
生まれ変われたことの確認、ホンマに厚かましさ満開ですが、
でもいつものように決意もしっかりと述べましょう。