僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

日本語

飲酒歴40年、断酒歴3年、不良初期高齢者、リスボン、60歳。

本日もリスボンの、学ばねば・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。


つい先ほどのことですが、
MBS毎日放送)のニュース番組、
Voice(ヴぉいす)で(西靖君が司会をしている奴です)、

大阪で外国人を対象とした日本酒の体験会が開かれていたというニュースがありました。


今、EPAの効果に対する期待もあり、
また海外での和食ブームも追い風となりそうということで、


日本酒がブームなんだそうです、

国内の消費は伸び悩んでいるそうですが。



もともと飲酒者の頃から日本酒はそれほど好みでなかったこともあり、

また現在は元気な断酒者ですので、

この番組を見たからといって飲酒欲求が再燃することはありません。



しかし今夜の放送、
別の部分が僕のハートに刺さってきました。


というのも、
体験会に参加していた海外からの人びとの多くが、
インタビューに対してそれはそれは見事な日本語で答えていたからです。



はっきり言いますけど、

日本語って難しいんですよ、外国人にとって。


本来、どの言葉が簡単で、どの言葉が難しいということはないんですが、

日本語の場合、
いくつかの理環境的な理由から習得の難しい言葉になっています。



一つ目。

世界中で日本でしか使われていないこと。


二つ目。

親戚にあたる言葉が全くないこと。


三つ目。

文字が三種類もあること。



特にこの中でも、日本でしか用いられていないということが最大のネックになるようです。


僕たちにとって英語の学習は、この意味では比較的、楽です。

この文化的な鎖国状態にある島国の中でも、
英語が用いられる場面は結構ありますし、
インターネットを活用すれば、
英語による情報提供に簡単にアクセスできます。


しかし多くの外国において、日本語にアクセスするのは相当、困難でしょうね。



ところが、今日のヴォイスの中でインタビューを受けていた日本酒チャレンジャーの皆さん、

ホンマに流ちょうな日本語を使ってらっしゃいました。


これは想像ですが、
恐らくこの体験会に参加されたチャレンジャーの皆さん、

ビジネス上の関心から日本酒を体験しようとしている方々でしょう。


日本酒を輸入しようと思っている小売業者、

日本酒を提供しようと考えているレストラン営業家、

恐らくそんな人たちだったんじゃないかな。



もしそうだとするならば、
この人たちは自らのビジネスの成功のために、
習得の困難な外国語を学習された人たちでしょうね。



すなおに、すげ~と思います。

そして素直に、見習わなければと思います。



60の手習い、またまた増えちゃうかもしれませんが、

僕にはあと60年ありますから、まだまだ頑張りますよ。



ホンマに厚かましいやつですが、いつものように厚かましいついでに

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。