僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

6月4日

飲酒歴40年、断酒歴3年と4か月、不良初期高齢者、リスボン、60歳。

本日もリスボンの、今日は冷静に・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。


今日、6月4日は、何の日かといえば、

僕たちがこどものころは虫歯予防デーとか何とかで、
図工の時間に歯を磨こうポスターを描いていた記憶があります。


でも今日は、
これからの世界の在り方を考えるうえで、
軽々しく考えることはできない、重要な日のようです。


中国の天安門事件から今年で30年。


僕が中国という国に対して関心をもつようになったのは、
ここ5年くらいのことです。


そしてアル症になったことにより、

僕たち、東アジアの文化圏、
もっと言うならば、儒教的な価値観を精神や社会の基盤としている文化圏の特性の中に、
アルコール依存症の遠因の一つがあるのではないかと考えるようになり、

僕自身の存在や人生のルーツにかかわる問題として、
中国に注目するようになりました。


これまで、中国を3回、台湾を1回、訪れており、
今年の夏も再び北京を訪ねることを考えています。


そんな今の僕の関心にとって、天安門事件から30年という今日は、
何か特別な意味をもちそうです。

ただ30年前の僕は、
世界情勢にあまり関心がなく、
また研究者としてもヨーロッパにしか目が向いていなかったこともあり、

天安門事件そのものについてもよくわかっていませんでした。


しかし今では、天安門事件についても、考えるようになりました。

何といっても、現場を訪ねましたからね。

そして現在の中国国内では、
天安門事件に関する情報が一切遮蔽されているという報道を目にした時、

僕の感想は複雑です。


僕は今後の日本にとって、
中国と朝鮮半島との協力関係が是非とも必要であると考えています。

しかしそのパートナーとして考えなければいけない国、

大口のパートナー、中国は、
人びとの自由な考え方や見方が制限される国のようです。

もう一方のやや小口のパートナーとしての韓国は、
ここのところ、理解しがたい迷走を続けています。

どちらの国とも、建設的な関係を築く必要があります。

しかしそのためには、
この両国に対して、
いうべきことは言う、改めてもらうべきは改めてもらうという、
決然として、そして毅然とした態度が必要です。


僕たちはそのようなしっかりとした態度を確保することができるのでしょうか。


今の僕にできることは、
まずは、現在の中国の真の姿を可能な限り確かめることでしょう。

断酒ライフを確実に継続して、
若者たちに有効な情報をゲットしていきます。


皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。