僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

北京ビキニ

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飲酒歴40年、断酒歴3年と5か月、不良初期高齢者、リスボン、60歳。

本日もリスボンの、ところ変われば・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。


今朝のワイドショーで、
中国の一部の地方で、

北京ビキニと呼ばれているファッション・スタイルが禁止され始めたという話題がありました。


北京ビキニとは、

名前は一瞬、われわれ、オッサン族をそそるのですが、
その実態は、全く逆に、一気にしぼませてしまうようなものです。


写真でご覧いただける通り、

北京をはじめとする中国の大都市で、
真夏のくそ暑い最中、
おっさんどもがポロシャツ等をたくりあげ、
まん丸いおなかをペロンチョと露出させる、
独特のファッション習慣です。


昨年の夏、初めて北京を訪れた際も、
街のあちらこちらでおっさんどもが腹を出していました。

決して見栄えのええもんではありません。


で、北京ビキニで腹を出しているおっさんのほぼ100パーセントが、
見事な布袋さん腹でした。

腹筋がバキバキに割れているような北京ビキニにはお目にかかれませんでした。



初めて見た時は、
おどろいたというか、呆れたというか。

西欧的なエチケットの観点に立てば、
きわめて野蛮で下品な慣習でしょうね。

で、多くの都市で、
中国の近代化に逆行するものだということで、
禁止し始めたんだそうです。


おっさんどもの大半は、
中国の大都市の夏がくそ暑いから腹を出していると主張しているようですが、

実際に北京で一日に何玉も生腹を見てきた経験から言いますと、

どうも、おっさんども、
暑さしのぎのために腹を出しているのではなさそうな気がします。



完全な僕の想像ですが、
中国のおっさんども、

でっぷりとしたお腹は彼らの豊かさの象徴であり、
豊かであればこそ、美食と美酒に明け暮れ、
その成果物?を世に発表することは、
誇らしいことであり、決して恥ずべきことではない、

と考えているんじゃないかな。


でもあのお腹の中の内脂肪の様子を想像すると、
豊かな経済力を駆使して、
身体を悪くしているようにも見えました。


もちろん、僕たち断酒ライフ実践者は、
お腹を真ん丸にはしませんし、
不必要におなかをさらけだしません。

今年も北京に行って来ますが、
本場の北京ビキニ、
どうなっているのかも見てきます。


皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。