僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

北京の人びと いくつか気づいたこと

飲酒歴40年、断酒歴3年と7か月、不良初期高齢者、リスボン、60歳。

本日もリスボンの、旅の振り返り・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

昨日の北京国際空港4時25分発(現地時間 日本では5時25分)で、

無事に帰国を果たしました。

 

朝鮮半島を横切り、

中国山地にかかったくらいから、

「この先、機体が揺れます、お席におつきになりシートベルトをお締めください」

という機内アナウンスが頻繁になされました。

どうやら悪天候の中を飛行していたようで、

到着が約20分、遅れましたし、

それから僕にとっては初めてだったのですが、

機体は関空の北側から侵入しました。

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飛行機には、外から乗り込みました。

 

帰国に伴う再入国手続きはかなり簡略化され、

うまくいけば、機体から下りて、20分で帰国ゲートを通ることができます。

僕も殆どの手続きは問題がなかったのですが、

預けた手荷物に白いテープが巻かれた形で登場し、

確認すると、カメラ用のリチウム電池が没収されてました。

これはさすがに初めてのことでした。

 

さて、今回の訪問で気がついた、北京の人びとの印象をばらばらと報告します。

 

スモーカーが多いっす。

北京の政治や文化の中心地でも多くのスモーカーを見かけましたし、

ましてや、下町といっていいような風情の地域では、

老いも若きも、平気でくわえたばこで歩き回っていました。

特に場末っぽい食堂では、

禁煙と書いてあるのに、多くのおっさんが平気でぷかぷか。

しかも灰皿がないので、吸殻を床に捨てていました。

 

北京のガキどもは、誤解を恐れず言えば、

肥満児が多い。

それもどっちかというと、

明らかに脂肪過多のクソガキだらけでした。

多分、肥満が不健康の象徴なのではなく、

経済的な豊かさの象徴なんでしょうね。

僕は、ぷっくりと肥えたガキが、ゆっさゆっさと歩いていると、

無性に腹が立ち、しばき倒したくなりますが、

まさか、異国で問題を起こすわけにもいかず、

ただ、見ていただけです、ハイ。

 

僕はどうも北京の人びとからは、

かなりの高齢者に見えるようで、

地下鉄の車内で頻繁に席を譲られました。

こちらでは、もちろん、

高齢者、障害者、妊婦さんには席を譲るように公示されていますが、

その次にこどもにも席を譲るようにという表示もあります。

北京の人びとがデブったクソガキどもを大事にするのは、

一人っ子政策以降、男の子の価値が上がったからなのですが、

そんな中で、僕もしょっちゅう、席を譲ってもらいました。

そんなに年寄りに見えるかなぁ、と不思議だったのですが、

意外にもこちらでは、白髪の男性が少ないのです。

男性の多くは、頭部の皮膚を露出する方向に進化するようで、

僕のように、ほぼ真っ白になってしまった男性は、

珍しく、そしてかなり高齢にみられるのかもしれません。

仙人に見られていたのかも。

 

ところ変われば仙人にも見られます。

断酒ライフ、万歳ですね(論理的接続性は無視してください)。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。