僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

アートワークとして残るかも

飲酒歴40年、断酒歴4年、不良初期高齢者、リスボン、61歳。

本日もリスボンの、ちょっとチャレンジ・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日から東京に来ています。

東京、意外に寒いっす。

朝、家を出るときは雪が積もっていましたが、

京都に向かう車窓から雪は徐々に消え、

京都ではほぼ晴れでした。

 

東京はさらに晴天で、これは良いときに来たわいと思ったのですが、

外に出ると、ちょっと寒かったっす。

 

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今日は森美術館で開催されている「未来と芸術」展をみてまいりました。

六本木の森美術館に着いたのが1時少し前、

全部見終わるのにほぼ4時間、大変、見ごたえのある展覧会でした。

 

写真は作品の一部に参加している僕です。

 

この作品は、スケッチを行うロボットの実演で、

僕の前にある5つの机に備え付けられた、

自動カメラと自動書記の装置が作品の本体?です。

僕はこの5台のAIロボットの前に25分間座り、僕の肖像を描いてもらいました。

できあがった作品はあくまでこの装置を考案したアーティストのもので、

僕のおみやげになるわけではありません。

さらに言えば、このロボットが描いた僕の肖像デッサンは今後、

僕の断りなしに展示されることがあるそうです。

つまり僕たち、モデルの役目を果たした参加者は、

純粋な晒し者です。

もちろん、完全な晒し者になることを承知し、了承した上での参加でした。

 

作品を見に行ったつもりが、作品の一部となって見られてしまう、

なかなか、貴重な、そして割と面白い、興味ふかい体験でした。

 

なぜやろうと思ったのかというと、

全く知らないアーティストの作品の一部として、

未来に残るのも悪くないなと思ったからです。

 

モデルを務めている最中の、

僕と共演してくれたロボットを見ている人たちの視線、

とても興味ふかいものでした。

僕を含めた装置全体を真剣に眺めているのですが、

不特定多数の人にじっとしている姿を見つめられるというのも、

またとない貴重な体験です。

ライブ演奏中とはまた異なる、

パフォーマンスでした。

 

明日も予定では4つほど展覧会を見て回るつもりです。

晩御飯は、割と老舗っぽく、そして大衆食堂っぽい洋食屋さんで、

メンチカツ定食をいただきました。

850円、僕にしてはかなり、がっつりの、満腹定食でした。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。