僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

ベテランの貫禄 BIWAKOビエンナーレの榎忠

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飲酒歴40年、断酒歴2年と8か月、不良初期高齢者、リスボン、(まだまだ)59歳。

本日もリスボンの、アートだより・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。



今日(10月17日)は、ホンマに秋晴れの素晴らしい天気でした。


今日の僕は研究日ということで、
大学にはいかず、

近江八幡市で開催されている、
市内回遊型のアートイベント、

BIWAKOビエンナーレ2018の見学に行ってまいりました。


この展覧会、
ビエンナーレということで開催は2年に1回、

近江八幡市の旧市街の12か所に、
現代美術界の主に若手や中堅のアーティストの作品が展示される、
ユニークなアート・イベントです。


僕は一昨年も訪ねており、
その時のことについては、このブログでも報告しています。

一昨年は、最初は一人でじっくり作品を見て回っていましたが、
最後の1か所だけ、何故か縁があって、すてきなレディーと一緒に展示を楽しみました、
と、一人で勝手に喜んでいました。


今年はもちろんそんなめでたい話はありません。

しかしホンマにええ天気で、街歩きにも最高のコンディションでした。


先ほどこの展覧会は、
若手と中堅どころが主な出品作家だと書きましたが、

今年は、とんでもない大物が出展していました。


それがタイトルにも書いた、

榎忠

です。



通称、エノチュウ、
日本の現代美術界のレジェンドの一人です。


僕は今年のビワコビエンナーレにエノチュウが出品していることを全く知りませんでしたので、
今回の展示とは突然の出会いでした。

作品は、ここ数年間、エノチュウが繰り返し取り上げている、
無数の薬莢によるインスタレーションです。

僕の写真では、今日の僕の興奮は全くお伝えできないと思いますが、

しかし突然、エノチュウに出会ってしまいましたので、
ホンマに、心臓、バクバクもんの感動でした。


やっぱりベテランの貫禄がにじみ出ていました。


若いアーティストの生意気盛りのチャレンジも楽しいのですが、
ベテランをすべての勘所、そしてツボを押さえています。


現代美術業界では、
化け物みたいな大ベテランがまだまだ元気に現役しています。


断酒ライフの2度目の人生、
僕も負けません。

ですのでいつものように


皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。