僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

微妙な不安

飲酒歴40年、断酒歴4年と1か月、不良初期高齢者、リスボン、61歳。

本日もリスボンの、難題かも・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日も何も買う当てもなく、そして実際に何も買わずに、

スーパーの食品売り場をうろうろしました。

もしかすると新型コロナウィルスの影響かもしれませんが、

何となく品薄な感じがしました。

もちろん、そんなことはないと思います。

酒売り場も通りかかりましたが、

殆ど何も感じませんでした。

 

僕は幸いなことに断酒ライフ入門時の離脱症状がほとんどなかったので、

酒売り場を意識して避けて通ることはありませんでしたが、

酒売り場に寄るたびに、

何でこんなものに執着していたんだろうとか、

こんなに危険な薬物が日常的に販売されているって大丈夫なのなど、

考える事はいろいろありました。

 

でも今日は、何の感想も浮かびませんでした。

 

僕のこのような精神状態をそのまま受け取っていいのであれば、

僕の意識や本能的な欲求の中でのアルコール飲料の占める割合が極端に少なくなっているか、あるいはなくなっていることが顕われている考え、

喜ぶべきことでしょうね、きっと。

 

でも少しだけ一抹の不安があります。

というのも、僕の潜在意識の中に、

断酒ライフが順調に進んでいることの表現を第一の優先事項とするような、

妙な意識操作が起こっているような気もするのです。

 

考えすぎかもしれません。

しかし人間は他者に対してええカッコをしたがる存在であると同じくらい、

自己に対してもええカッコしいであることも事実です。

そして僕のように、ナルシストの傾向がみられる人間には、

この性向はより強いように思います。

 

つまり僕は、もしかすると、潜在的にカッコつけているのかもしれません。

 

しかし一方で翻って、仮にええかっこしいだとして、

そのようなややひねくれた動機が原動力だとしても、

断酒ライフがそれで継続できているのであれば、

それはそれでいいともいえそうです。

 

何か話がややこしくなっていきそうです。

 

でも僕たちの基本原則、原点は、単純明快です。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。