僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

ミュージシャンらしく

飲酒歴40年、断酒歴4年と9か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル61。

本日もリスボンの、追悼の想い・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

滋賀県のジャズ界の重鎮、ベーシストのIさんが急逝してから2週間、

今日は、僕のホームグランドの一つ、

勤務先の近所のジャズクラブでの、

Iさん追悼ジャム・セッションでした。

 

1週間ほど前に、このジャムの常連さんでもあり、

Iさんとはまた違った意味でみんなの兄貴格であったTさんから、

Iさん追悼のジャムセッションを行うので、

ホストを務めてほしいと連絡がありました。

それと同時に、

Iさんの演奏中の写真データから肖像の額を作ってほしいとも依頼され、

昨日、あたふたと送ってもらったスマホレベルの写真データをもとに、

何とか、A3の大きさの肖像写真を作りました。

 

少し早めに店に入り、

Tさんとともに、Iさんの肖像写真を飾り付けました。

時間になると、いつもの顔がそろい始め、

Iさん追悼ジャム・セッションが始まりました。

 

全員が2週間前に聞いた突然の訃報に驚きました。

そして全員がIさんとの演奏体験を思い出しながらプレイしました。

追悼ジャム・セッション、でも誰も湿っぽくなることもなく、

明るくセッションを楽しみました。

 

なぜかいつもは歌を歌わない皆さんが、

一人、また一人とヴォーカルナンバーに挑戦します。

まるで先に天国に行ったIさんに声を届けようとばかりに。

 

やさしい笑顔の中で、

全員で On The Sunny Side of The Street 「明るい街角で」を演奏しました。

Iさんは別のところに先に行ってしまいましたが、

僕たちは演奏するたびにIさんの優しい笑顔を思い出しながら、

ジャズとともに生き続けます。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。