僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

男の中の男だぜ、森喜朗!すご過ぎてヘソが茶を沸かすぜ!

飲酒歴40年、断酒歴5年、不良初期高齢者、リスボン、レベル62。

本日もリスボンの、ホンマにこの国はダメです・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

あえて書くこともないかもしれませんが、

後々のための忘備録のような意味もあるので、

簡単にまとめておきましょう。

 

昨日、スーパー日本男児森喜朗が、

前時代の封建的な家父長主義に毒された、

女性蔑視ともとられかねない見解を公式の場で吐いてしまいました。

どう考えても、オリンピックの基本的な精神の一つに反しています。

 

日本男児森喜朗は、家族の注意もあって本日謝罪し、発言を撤回しました。

が・・・・

どうもこのおっさん、何がいけなかったのかについては、

殆ど理解できていないようで、

記者会見の場で、さらにちんぷんかんぷんな発言をかぶせています。

そしてさらに呆れたことに、

組織委員会の会長は辞任しないと、胸を張っていました。

 

このおっさんがどうしようもないことは、もう言うには及びません。

しかしとてつもなく不可解で、しかも不愉快なのは、

何でこんな知性のかけらも感じられない人物(人間か、こいつは?)が要職に就いたのか、

そしてさらに不可解で不愉快なのは、

なぜ近くにいる筈の組織内の誰も発言を止めることもできなければ、

辞任を勧めることもできないのか、ということです。

 

このおっさんが、

日本の一部に生息している、どうしようもない脳みそナメクジ男の一人であることは、

もう、否定しようがありません。

しかしこの脳みそナメクジ男が要職についてしまった、

要職についてしまったにもかかわらず、絶望的な失言を繰り返している、

そして周囲にいる誰もがその暴走を止めることも、本人の不適格性を指摘することもできずにいる、

ここにこそ、この国の、決定的で絶望的な後進性が現れています。

いや後進性というよりも、後退性というべきでしょう。

この国は、ホンマにダメになってしまった。

 

そして僕がさらに寒気を感じるのは、

喜劇的でマンガ的なまでにアホなモリ現象が、

実は僕たちの社会のあちこちにも見られはしまいかという懸念です。

組織を尊重するあまり、現実に対する柔軟な対応能力を否定してしまう、

この国のパワーの源であった集団主義は、

今では、創造性を抑えつけてしまう、愚かしい社会規範に落ちぶれてしまったんじゃないか。

モリヨシローのすごさは、この国の根本的なすごさと同じかもしれません。

つまり、この国には、未来がないのかも。

 

でも俺たちは生き続けるぜ。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。