僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

まだまだ60の手習い

飲酒歴40年、断酒歴5年と11か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル63。

本日もリスボンの、まだまだ若手です?ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

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最近、いくつかのライブやセッションを通して、

今さらながらですが、ミュージシャンとしての僕の課題を発見しました。

それはとても基本的なことで、

毎日の地道な積み重ねでしか解決できないことなのですが、

僕は、ピアニストとしてもヴォーカリストとしても、

一番大事な、基本的な音の出し方そのものが不十分であったということでした。

 

ピアノにしても歌にしても、基本的な音がしっかり出ていないと、

演奏中に自分の演奏に自信がなくなり、

ついつい、過剰な演奏法に走ってしまいます。

ピアノの場合、ついつい、ワンパターンの速弾き披露大会になってしまい、

ヴォーカルの場合、不要不急?の高音・金切り声シャウトに走ってしまいます。

 

本当にしっかりした奏法なり、発声法ができていれば、

シンプルなフレーズでも十分な音楽性を創出できるはずです。

表層的な技やヒステリックな発声に頼ってしまってしまうのは、

やはり基本ができていないからであり、

表現者としての土台が不十分であったからなんですね。

 

今さらですが、でも今からでもあります。

何歳になろうと、僕たちは発展途上にあることを信じ、

楽しく頑張ろうと思います。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。