僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

同志だったんだ

飲酒歴40年、断酒歴6年と7か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル63。

本日もリスボンの、人が人を好きになる理由について・ノープランブログ、

ご訪問ありがとうございます。

 

今日は少しばかり気もちが浮ついていました。

浮ついていたというと、どこか抜けていたような感じがしますが、

そんなネガティブな感じではなく、

昨日の僕を満たしていた幸せな感情の熱量がなかなか落ちないといった感じです。

 

少し不埒にといいますか、のろけっぽく白状しますと、

昨日の、僕の勤め先の卒業生であり、現役のアーティストでもあるはかなシさんとのデートの中で、

僕がはかなシさんに対して強い好意をもっていることを告白し、

はかなシさんも僕の気もちを受け入れてくれました。

 

ただし僕たちの感情の交換は、いわゆる男女の恋愛感情ではありません。

僕の気もちの中には、恋愛的な要素が少なからず含まれますが、

しかし僕たちの間柄は、恋仲というのとはかなり異なります。

でも僕たちは、互いを、互いにとってそれぞれとても大事な存在だと感じています。

そのことの確認ができたことがうれしくてたまらなかったのです。

 

 

はかなシさんが学生であったころから、僕は、授業も含めて彼女と過ごした時間の後、

いつも心がときめいていました。

俺、ホンマにこの子のことが好きなんや、どうしよう。

と、ずーっと思っていました。

 

昨日、一日一緒に過ごす中で、お互いの心の深層について、かなり深く告りあいました。

この告りあいは、僕たち以外の人同士の間では、おそらく不可能な会話でした。

そしてこの告りあいの中で僕が彼女に魅かれ続けてきた理由の一端がみえはじめました。

1日たって、少しづつ落ち着いてみると、全貌が分かってきました。

はかなシさんと僕は、同じ生き方観をもつ可能性をもって生まれてきて、

そして必然だったのか偶然だったのかは分かりませんが、出会うことができ、

その中で同じ生き方観を育むことができた、

いわば生き方についての同志だったんです。

 

彼女は僕にとって、最高の友人であり、

そして世間一般の定義には当てはまりませんが、最高の恋人です。

今日、朝から浮ついていたのは、

このまばゆい感じ方に到達できそうだという、不思議な期待感のせいだったようです。

 

このまま断酒ライフを継続させて、もっといろいろな幸せを探します、厚かましく。