僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

変わることができる

飲酒歴40年、断酒歴6年と11か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル64。

本日もリスボンの、四方山話・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今朝の目覚め、6時30分、僕にしては久々の寝坊でした。

だいたい、5時前後には朝一の活動を始めているんですが。

もちろん、今日は特に予定はありませんでしたので、

1時間半ほど遅く起きようと、特に問題はないのですが、

やはり金曜日の演奏の疲れがまだとれていなかったようです。

 

今日は少しばかりいつもとは違う買い物をしてしまいました。

一つはバッグ、ただし女性ものです。

僕はどうも、男性用のいかにもビジネスバッグ然としたバッグをもつ気になりません。

そこで、少し容量の大きな女性ものから選びます。

あ、そうそう、もちろん、セカンドストリートです。

 

そしてもう一つは、帽子です。

冬場の外歩き用のつもりですが、

たまにはステージ衣装として使ってもいいでしょう。

こちらもセカスト、

バッグとあわせて、千円しませんでした。

 

来月で断酒歴7年を達成できますが、

しかし飲酒者のころは、たとえ1日でも、酒を抜くことはできませんでした。

ましてや長期にわたって酒を断つということ、

さらには一生、絶対に飲まないと決意すること、

想像だにできませんでした。

 

今では、酒を楽しんでいたこと自体が信じられなくなっています。

ホンマによくもここまで変われたものです。

 

いや、正確に言えば変わることができたというよりも、

毎日の飲酒を当然と考えていた、

当然と考えていたというよりも、飲酒という行為に心身ともに囚われていた、

まさに病的な状況にあったわけで、

病気から恢復できただけの話なんですよね。

 

アルコール使用障害は不治の病ですが、

病気を内包しながら健康に生きていくことはできます。

神様に召されるその日まで、健康な病人として生き続けましょう。