僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

ポンコツの報告

飲酒歴40年、断酒歴7年、不良初期高齢者、リスボン、レベル64。

本日もリスボンの、まぁ、オジィやおばぁってこんなもんでしょう・ノープランブログ、

ご訪問ありがとうございます。

 

確か3日前の朝です。

朝食の準備にかかったパートナーから、毎度のクレーム発声。

 

僕のパートナーは、とにかく、何に対しても文句言いです。

全ての不満に対して、自分には全く瑕疵がないがごとくに、文句を言います。

 

今回のクレームは、コンロが着火しないとのこと。

恐らくは着火用の電池切れでしょう。

 

必要なのは単一の電池でしたので、買い置きがなかったかどうか確認しましたが、

すぐには見つけられませんでした。

 

そこで、ライターかなんかで点火してみたらどうかというと、

パートナーは、コンロのつまみを回してもガスが出ている音がしないといいます。

 

たまたまマッチがありましたので、マッチで火をつけてみたところ、

簡単に着火しました。

 

そしてもう一度、単一の買い置きがなかったかどうか、確認したところ、

やっぱりありました。

 

電池を入れ替えると、

超高速の着火音が響くようになりました。

 

そして今日か明日にでも、単一の電池を買っておくことをパートナーに伝えました。

 

しばらくしてから、ふと記憶がよみがえりました。

何年前かは忘れましたが、

同じようにコンロの電池切れが起きた時に、

この日の朝とまったく同じやり取りをしていたのです。

 

直火で着火しようという僕の提案に対する、

パートナーの、ガスの出る音がしないという反応、

そして2,3日のうちに新しい買い置きを買っておくわという僕の提案、

まさか、一言一句同じということはないかもしれませんが、

全く同じやり取りを繰り返していました。

そしてあの時も、そして今回も、僕はちゃんと単一電池を2本、買ってきました。

 

以前のやり取りを全く忘れていたというくだり、

悪いけれど、僕一人で面白がっています。

パートナーに言ったところで、どうせまた、新たな文句を編み出すのが関の山です。

 

しかし歳をとると、忘れますね、いろいろと。

忘れられることも、人間の脳の働きの素晴らしさの一つだそうです。

今回は、少し時間を置きましたが、思い出せたことにホッとすることにします。