僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

雑木林のプチ・オーケストラ、今年も開演!

飲酒歴40年、断酒歴7年と1カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル64。

本日もリスボンの、これはうれしいぜ!ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日、3月6日は、啓蟄だそうです。

冬の寒い間、地中で過ごした虫たちがごそごそと活動を始める日、

本格的な春の訪れを告げる日なんですよね。

 

さすがに虫が這い出して来る様子は確認しませんでしたが、

朝、春の再来を実感させてくる体験をしました。

 

新聞を取りに玄関に出たところ、

隣接する雑木林の方から、周波数の高いサウンドが響いてきました。

少しだけ雑木林の中に歩を進めてみますと、

少なくとも4種類の異なる鳥たちの鳴き声が聞こえてました。

 

1週間ほど前から、単体の鳥の声を聞くことはあったのですが、

複数の声の競演を確認できたのは、今日が最初でした。

昨日なんかは、全く声がしなかったんですけどね。

 

もちろん、僕には、どれがどのような鳥の声なのかは、全く分かりません。

でも生き物たちの生き生きとした命の営みの再開を、

僕にとって一番、自信のある聴覚で確認できたことは、

春の訪れがうれしいのと同時に、

僕自身がまだまだ生き物として現役バリバリであることの確認にもつながり、

こちらもムチャクチャ、うれしかった。

 

本文とはあまり関係がありませんが、オリヴィエ・メシアンという現代作曲家の「異国の鳥たち」という作品の楽譜の一部です。

 

森の厚かましいソロ・シンガー、ウグイスの登場は、もう少し先になりそうですが、

どんどんとにぎやかになっていくことでしょう。

 

思い切って車もノーマルタイヤに履き戻しました。