僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

同志を檄励する

飲酒歴40年、断酒歴7年と2カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル64。

本日もリスボンの、冷静に見守りましょう・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

TOKIO山口達也君が、

恐らくは過度の飲酒が誘因の一つであったと思われる不適切な行動で注目を集めてから、

5年近くたちました。

 

そのころ山口君サイドからは、

アルコール使用障害に関する発信はなかったと思いますが、

今日、ネット上で見かけた記事内では、

彼自身が自らの疾病について明確に語っていることが明らかでした。

 

山口達也、埼玉県草加市で隠遁生活… “アメリカ流の禁酒治療” で闘い続けた4年間(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース

 

この記事では、現在の山口君は、 AA に積極的に参加しており、

良好な成果を上げているらしいことが紹介されています。

同じ疾病とともに暮らす身としては、

山口君が現在の良好な状態を維持されることを願うのみです。

 

 

ただ心配なのは、やはり山口君がタレント業に軸足を置こうとしている、有名人である点です。

 

精神疾病としてのアルコール使用障害、アルコール依存症に対する世間一般の理解は、

ある程度は深まったと思いますが、

しかし、未だに偏見とともにみられることも少なくはないと思います。

そして何よりも、

当事者にしか分からない、一般の人びとからは闇にも近い、説明しがたい側面もあります。

 

山口君の立ち直りに対して、

問題行動を起こした有名人に対する好奇心を第一にしてアプローチするかもしれないメディアも、

現れるに違いありません。

 

山口君自身と、そして山口君が参加している AA の関係者の皆さんが、

しっかりとした認識と態度を保持されて、

僕たちの同志の一人の真摯な生活をしっかりと守ってほしいと願います。

 

僕たちの声が山口君に届くことはないと思いますが、

あえてメッセージをしたためます。

 

断酒ライフはピカピカに輝いているで。

しっかりと生き続けて、人生を楽しみつくそう。