飲酒歴40年、断酒歴8年と4カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル65。
本日もリスボンの、多分、俺は間違っていない・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。
また投稿が日を跨いでしまい、
昨日の日付(5月22日)のブログがとんでしまいました。
今日もセッション・ホスト・バンドの仕事で午前様です。
今日、出演したイベントの会場は、京都の西大路五条にあるライブハウスです。
ハウスの近くに、24時間カウントのパーキングがありましたので、
少し早めに車を駐め、西大路界隈を散策してみました。
別に何があったという訳ではありませんが、
普段、山の中にいますので、街並みを見て回ったり、
行き交う人びとを眺めているだけでも、
結構、エキサイティングでした。
店入りは6時でしたので、5時を少し回った時点で、早めの夕食をとることにし、
西院のサイゼリアに入店しました。
サイゼですが、オーダーの仕方がデジッたものに変わっていました。
店のサイトに接続したうえで注文を行うようになってました。
どうしたもんかと思いましたが、とりあえず、何ごとも挑戦、そして経験だということで、
スマホを QR コードの上にかざし、デジタル・オーダーに取り組み始めました。
「タップしてください」というダイアローグが現れます。
実はここで、つっかえていまいました。
「何を」タップしたらよいのか、このダイアローグは全く示していません。
結局、店員を呼んで、
タップしてくださいという指示の内容について教えてもらったのですが、
何となんと、「タップしてください」という文そのものをタップするんですね。
どこにも書いてなかったですよ、ここをタップしろとは。
僕は折に触れ、僕のデジタル音痴ぶりをさらけ出してますが、
どうも悪いのは僕だけではなさそうです。
指示語というか、目的語を欠いたトリセツの文章作法にも問題はありませんか。
今の人たちには、どうということはないんでしょうね。
でも動詞の目的語というか、文章を完成させるための指示語を欠いた文章は、
明らかに論理性を欠いています。
デジタル文化は、言語が本来持っている論理的な構成原理を、破壊しているようです。
それとも、やっぱり僕がおかしいんですか。
人びとが、人間の最も人間らしい能力である言語の論理的構成力を自ら放棄しているとすれば、
これはマジで由々しき事態です、ホンマに。
僕は間違ってはいないと思いますので、
とりあえず、怒り、そして嘆いておきます。