僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

街並みと朝

旅行って、不思議ですよね。

仕事であれ、プライヴェートであれ、(もっとも僕の場合、この両者の境目はほとんどないのですが)
現場では、次に何時には何処そこにつかなアカン、と、勝手にスケジュールに追われて、それほど余裕はないのですが、

ある程度時間がたってくると、

あぁ、あの時は全く普段とは異なる時間の流れの中にいたよな、
目に飛び込んでくる風景は普段なじんでいるものとは色々と違うし、
そもそも、吸っていた空気が違ったよね、

と、不思議な感覚とともに蘇ってきます。

蘇ってくるというよりも、現場の記憶と過ぎ去った時間の相互作用によって、
全く異なる感覚表象が現れてくるといった感じかな。

今、とりあえず断酒生活が順調に推移している中で考えるのは、
復職した後に、国内外を問わず、またいろいろなところへ出張したいという希望です。

出張先で、朝食の前にホテルの周りを小一時間ほど散策し、知らない街の風景や空気を満喫すること、

そしてそれも今までとは異なり、全くアルコールの浸食を受けていない、感度抜群の五感、、六感で感じること。

もしかすると、案外こんなところに、人生の意味があるのかもしれません、ちょっと大げさですが。

さぁ、今日も日本一の湖を眺めながら、マイペースで勉強しましょう。


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写真は、ポルトガルヴェニスと呼ばれる小都市、アヴェイロの運河です。