僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

朝? 夜?

多分、LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、150日目のリスボン、57歳です。

皆さん、特に毎日、ブログを更新されている皆さん、いつブログを書いてますか。

おそらく、一日の終わり、仕事も終わり、あとは眠るだけという最もリラックスできる時間帯に執筆されている方が、圧倒的に多いと思います。
日付の変わり目を超えるか、その手前かは人それぞれでしょうけど。

僕は、殆ど、朝のうちに書いています。

前の晩、眠りにつきながら、明日のブログは何について書こうと考えるのですが、
大概、その時思いついたテーマは、忘れています。

日によっては、ワンちゃんの散歩の最中に考えることもありますし、学校に行く時間に余裕があるときは、家事を終えてから考え、書くこともあります。

僕の場合、飲酒生活者の時もそうだったのですが、生活のリズム、特に思考活動に関しては、完全に朝型なんです。

論文を仕上げる追い込みの段階では、そんなことも言ってられませんので、しびれにしびれた脳みそに鞭を打ちながらパソコンの前に座り続けますが、
普段の研究では、特に文献を精読する際は、午前中の3時間くらいが勝負ですね。
ある程度、読み込みますと、少なくとも外国語の文献の場合、構文そのものが全く頭に入ってこなくなります。

飲酒生活者であった時は、もう午後といえば、何か生産的なことを行う時間であるよりも、次なる生産活動の準備のためという言い訳に従い、(ホンマはアル症の病的本能の支配のまま)酒を飲んでいました。

断酒生活者となった今でも、思考活動は午前中、比較的、身体性の高い活動、例えば僕にとってはピアノの練習は、午後という振り分けが続いています。

そういうわけでこのブログも、午前中、それも6時前後に書いていることが多くなります。

考えてみれば、午前中に仕事を集中させ、夜にかけての午後は飲酒に当てるという、かつての僕の生活パターン、
結構、とんでもないですよね。
勤務先があり、家族がいますので、一見、真っ当な生活を送っているように見えますが、
これが非正規雇用者であったり、ひとり暮らしであったりしたら、多分、生命の維持すら困難であったでしょう。

そして、次の日の生産活動のためのリクリエーション(再創造の準備)という名目の飲酒行動、
今となっては、ただの時間の無駄遣いであり、さらには、心と身体を傷つけるだけに過ぎない、愚かな行動であったと結論付けざるを得ません。

飲酒生活、40年が全て無駄であったとは思いませんが、少なくとも、飲酒時間の非常識性が高くなってきた、最後の1年間の飲酒生活は、社会人としても、そしてそもそも、人間として、大失格であったと思います。

午後にもある程度、知的な活動ができるようになった今も、やはり頭がさえているのは午前中ですね。

というわけで、(そんなにさえた内容ではありません、単なる思い付きの羅列なのですが)このブログも午前中に書くことが圧倒的に多くなります。

朝であれ、夜であれ、今日も皆さん、そして僕もご機嫌さんで、LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフの継続を。