僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

眠気

アル症 肝硬変 ダブルパンチとお友達、リスボン、57歳です。
いつもの独り言、お付き合い、ありがとうございます。

仕事に復帰してほぼ、2週間。
学生たちからも、「先生、大丈夫ですか」「もう、よくなられたんですか」
と声をかけてもらうことも少なくありません。

僕が入院したのがあまりに急であったのと、大学当局にとっては事態がよく把握できていないこともあったようで、
僕の入院に関する情報は、学生諸氏にはあまり詳細は伝わっていなかったようです。
中には、「手術、大丈夫でしたか」と問いかけてくる子もいるくらいで、大病人にされてしまったようです。
(大病といえば大病ですけどね。)

さて、酒を一切口にしなくなり、生活習慣が少なからず変わってしまってから仕事に復帰して感じているのですが、
以前と違って、日中、眠気に襲われることが多くなりました。
というよりも、飲酒者であったころは、よほどのことがない限り、起床中に眠気を感じることはなかったのです。

今では、1日に1回か2回、強烈な眠気に襲われ、場合によっては居眠りをしてしまう、或いは、もうこれはアカン、と感じ、はっきりと寝てしまうこともあります。

例えば、昨日。
10時過ぎに大学に到着し、共同研究室で1年生の授業の課題の採点業務に取り掛かります。
12時過ぎに昼食休憩を取り、1時過ぎから再開しましたが、まずその再開の時点で、軽い眠気が襲ってきました。
この眠気はやり過ごすことができました。
そして昨日分の採点を終え、図書館に向かい資料調べを始めましたが、この時点で、眠気が頂点に達していました。
ART NEWS の最新号のアーティスト・インタビューのコーナーを読みながら、というよりも、ページを開けたまま、寝てました。
10分くらいかな。
イカン、イカンと思いながら、読み返しましたが、ホンマに寝てました。

この眠気のままでは仕事にならんということで、残りは自宅でネット資料の確認を行おうということで、家に戻りました。

なぜ、かつてはあまり経験しなかった眠気君が、僕の生活の昼間にやってくるようになったのでしょう。

断酒ライフに入ってから、睡眠時間は短くなっています。
11時前に就寝し、2時前後に一度、トイレのため目が覚め、再び眠り、4時から6時までの間に目が覚めます。
この目覚めの時間は、よほど疲れがたまっていない限り、遅くはできません。

ということで、トータルの睡眠時間が足りていないのかもしれません。
しかし、高齢ゆえの早朝の目覚め、こればかりはいかんともしがたい。
たまに家に戻る長女が、昼近くまで眠っていられることが羨ましい。

すぐには解決できなさそうですので、とりあえずは、この眠気君とも仲良くするしかないでしょうね。
学生諸君が授業中に机に突っ伏してしまうこと、あれは不可抗力であることが、ようやく身をもって理解できました。

というわけで、皆さんも僕も、眠気とともに今日もご機嫌さんで、LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続させましょう。