僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

出張のちょっとしたエピソード

昨日、病院で、中期の肝硬変で安定していますよ、といわれ、安心と絶望のへんちくりんなバランスの上に立っています、ダブルパンチ、リスボン、57歳です。

先週の東京出張、細々とした細かい話をいくつか。


新幹線、乗り遅れました。

現在、腕時計を使用しておりません。
電池が切れて、安物ですから買い換えようかどうしようかと思っているうちに、なんとなく過ぎております。
で、はじめて、予約していた新幹線に乗り遅れてしまいました。
車内での水分補給、どうしようか改札内のコンビニでうろうろして、結局お茶を買うのですが、
そのため、ホームに上がった時に、予約していたのぞみがちょうどドアを閉めたところでした。

結局、次ののぞみの自由席に乗車しましたが、京都からですと、自由席で充分に席が確保できますね。
1名で新幹線を予約すると、二人席をあてがわれることが多いのですが、
自由席であれば、3人席に座ることもできます。
3人席の窓側に座り、いつもとは少しばかり異なる風景を楽しむこともできました。


紅ショウガ、誰も入れません。

品川に到着し、昼ごはんということで、前にも書きましたが、駅内の一風堂でラーメンをいただきました。

一風堂といえば、博多風とんこつラーメンを洗練させた味わいで、ラーメンブームの中、一挙に全国区の名店となった店です。
博多風とんこつですから、テーブルの上には、胡椒やゴマとともに、紅ショウガが置いてあります。
僕はもともとびんぼ臭い性格をしていますので、使い放題、食べ放題は、ついつい使い放題、食べ放題をしてしまいます。
今回も、ラーメンが供され、まずは素のまま、スープを味わい、その後、胡椒やゴマ、そして紅ショウガを投入しました。

周囲のお客さんを見ていると、紅ショウガを投入して楽しんでいる人が殆どいません。
どういうこと?と思いながら食べ進めていると、なるほど、過度の紅ショウガの投入が元々のスープの味を変えてしまうことに気がつきました。
何でも放り込めばいいというものではないんですね。
少しばかり自分の意地汚さを反省しました。


交番で人助け?

新宿で、東京オペラシティ―への行き方を探してうろうろしていました。
慣れていれば、そして手荷物が大してないのであれば、新宿駅から東京オペラシティ―のある初台までは、十分に歩いて行ける距離です。
という認識がありましたので、歩いていたのですが、駅周囲の案内図をいくら見ても、オペラシティ―を見つけることができません。
どうしようかとうろうろしていますと、駅内の交番にたどり着きました。
そこに、中東風の若者がやって来て、おまわりさんに英語でどうやら道を尋ねています。
少しばかり高齢のおまわりさん、「何言ってんのかわからねーよ」といいながら、断片的な英語をキャッチし、対応しています。
いらんお世話かなと思いつつ、若者のいいたいことを通訳してあげました。
彼は機嫌よく目的地に向かっていきました。
僕も、少しばかりお手伝いができたということで、堂々と素っ頓狂な道訪ねができました。


朝から行列?

二日目、朝、少しばかり道に迷い、何故か秋葉原をうろつく羽目になりました。
しばらく歩いていると、関わるのもメンドくさそーなオタクっぽいオッサンやニーちゃんの行列に出くわします。
もしかして、平日の朝から、ヲタ専門のアイドルのイベントでもあるのかと思っていると、何と、パチンコ屋への入場の行列でした。
いまだに秋葉原には、平成初期の日本の盛り場の風景が残っていました。
今のパチ屋の状況、よく知りませんが、朝一で並ぶ価値がまだあるんですね。
で、こいつら、仕事はしてヘンのかいな、とイラン心配。


麻布十番で迷子。

森ビルから地下鉄に乗ることにしました。
六本木か麻布十番が最寄りの駅なのですが、何故か森ビルから出た時に、案内標識は麻布十番の方が近いような印象を示していました。
僕は六本木駅と森ビルの位置関係は分かっていたのですが、麻布十番の方が近そうな感じがして、そちらに向かって歩きます。
でも、行けども行けども、地下鉄の駅にたどり着けません。
後で確認すると、麻布十番、森ビルからかなり距離があります。
森ビル下でのあの案内表示に、少しばかり騙されたようです。
(っていうか、こっちが勝手に勘違いしただけですけど。)

少しばかり歩く距離が増えましたが、ダイエーを見つけ、安く昼食を買うこともできましたので、ま、それはそれで良かったということで。
しっかりと下調べをする、地図をプリントアウトしておく、そういった準備があればもちろんよいのですが、
行き当たりばったりで迷うのも、また楽しいものです。


ホンマにどうでもよい、細々とした話でした。

皆さん、そして僕も、今日もご機嫌さんで LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフを継続しましょう。