僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

他の大学

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龍谷大学瀬田学舎)

やばいっす、体重が!
暴飲はもちろん(!)暴食もしていないはずなのに、少しばかり食事のリズムが崩れたことによって、1キロ近く上乗せしてました、今朝の体重計。
アル症と肝硬変、体重管理、2重の闘いから3重の闘いへ、楽しく元気に延命中、リスボン、57歳です。
今日も、ノープラン独善ブログ、ご訪問ありがとうございます。

さて昨日は、滋賀県の中でも知的障害者の表現活動支援に関するユニークな取り組みを展開されている、「やまなみ工房」さんの展覧会と、施設長の山下さんを中心としたトークセッションが開催されましたので、龍谷大学瀬田学舎を訪れました。

「やまなみ工房」さんの取り組みについては、また別の機会に報告します。
今日は、大学に勤めるものにとって、他の大学を訪問する際の楽しさについて、書きましょう。

世界中どこでも大学の風景は、学生がおり、教員がおり、職員がいらっしゃる、そして授業のための建物、研究のための建物、事務活動のための建物、学生の課外活動や福利厚生のための建物がある、といったあたりでは、それほど変わらないわけです。

しかし、建学後、或いは竣工後どのくらいたっているのか、学生数は、学生の男女比は、大学そのものの立地は、といったあたりを加味すると、それぞれに個性があります。

今まで訪問した大学で最も強く印象に残っているのは、どちらも国際会議出席のため、数日間滞在した、慶応大学日吉キャンパスと、ポルトガルのアヴェイロ大学ですね。どちらも建造物をはじめとする多くの施設が真新しく、壮大かつ小ざっぱりした印象を受けました。

一方、伝統の重みをずしりと感じさせてくれたのは、東京大学駒場キャンパスお茶の水女子大学、そして京都大学といったあたりですね。建物だけではなく、建物の細部や室内のディテールに至るまで、いろいろな意味での歴史の怨念(?)のようなものを感じました。

で、龍谷大学瀬田学舎ですが、まず、キャンパス全体がまだ新しい感じですね。
学生諸君も、いわゆる当世の学生らしさを感じさせてくれる、明るさや華やかさに包まれていました。
普段、小規模大学に勤めていますと、まずある程度の規模の大学を訪れた時に、その規模に少しばかり圧倒されます。
龍谷大学は、決して日本有数のマンモスキャンパスというわけではありませんが、しかし単科大学 College に勤めるものにとって、複数学部大学 University の風景は、やはりどことなく異なるものです。
特に僕が、アートスクールという、極めて特別な施設に勤務していることも関係しているでしょうね。

大学に到着し、クルマを所定の駐車場に止めた後、まず僕は学生食堂で昼食をとりました。
龍大瀬田キャンパスの学食の運営者は、実はうちの大学の食堂と同じく、関西の学校給食関係の代表的な会社である、不二家商事でした。
したがって、メニューや提供の方法は、うちの大学とさほど変わりません。
ただ、僕の務める大学が、ほぼ女子大化しているのに対して、龍大さんは男女比のバランスが取れており、また体育会系の課外活動に頑張っている諸君も少なくないことが、学食のメニューにも反映されていました。
一番の人気メニューが、肉ガッツリのトンカツ定食とチキンカツ定食(450円、ライス大盛り)なのです。
さすがに、ウエイトコントロールを意識している身の上としては、この名物には手が出ませんでしたが、近くで食べている学生諸君の皿を見ますと、ホンマにでかい。
みんな、揚げたてのボリューム満点のカツを、特製ソースにたっぷり浸し、ご飯と一緒にかっ込んでいました。
正直、若い子が腹いっぱい食べる姿、羨ましいし、かっこいいし・・・
あんな食べ方はもうできないなと思うと、断酒よりもさびしいかも。

ワークショップですが、主催されている社会学部の先生方が非常に若くはつらつとされているのも、印象的でした。
若くて生きのいい、まさに今が旬の研究者やアーティストが頑張っているキャンパスは、学生諸君にとっても素晴らしい学びの場になると思います。
僕は、すでに若くはありませんが、少なくとも守りの態勢に入ることなく、引退卒業の時まで、ヤンチャな攻撃性は保とうと思っています。
(もちろん、この姿勢が学内の上席者に疎まれ、出世の妨げになっていることは、自覚しています。でも、2度死んだ人間にとって、中途半端な大人の生き方はできません。)

ワークショップ終了後、龍大の先生方と情報交換をし、また業界関係者とも知己になる機会を得ることができました。
やはり、外に出るもんですね。

今年は後、京都精華大学東京家政大学に、それぞれ学会でお邪魔することになります。
特に東京家政大学は全く初めてですし、ましてや家政系の学部も初めてで興味があります。

どうでもいい話ですが、研究者としてデビューして間もないころの20台、某女子大学で学会が開催されたところ、大学の正門で、ナンパ目当ての兄ちゃんと間違われ、守衛さんが入校を許可してくれず、知り合いの先生とご一緒できるまで、押し問答を繰り返したことを思い出しました。イケメンのニーチャンに見えたんでしょう(ということにしておきましょう)。

今日も暑くなりそうです。皆さんも僕も、泡の立つ悪魔の飲料の誘惑には決して負けてはなりません、今日もご機嫌さんで、
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続しましょう。