僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

僕たちは幸運だった

アル症と肝硬変、元気に共同生活中です、リスボン、58歳。

本日もリスボンの、世間知らず・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

驚くべきニュースが世界中を駆け巡りました。

金正男、マレーシアで暗殺される」

かつての北朝鮮の独裁指導者、金正日の長男で、現在の独裁指導者、金正恩の異母長兄、金正男が、
北朝鮮工作員と思われる女性二人組に毒殺されたというのです。

事の真偽は、在日3世といえども、マスコミによって報道される以上のことはもちろん、わかりません。

しかし最も有力な情報源が、
北朝鮮の動向に最も影響を受ける韓国のメディアであることを考えると、
金正男金正恩の指示を受けた北朝鮮の関係者によって殺害されたことは、
ほぼ間違いないでしょう。

今や猜疑心の塊と化した金正恩というこの狂気の指導者の息の根を止めるのは、
積年の恨みで「恨」の集合体となった北朝鮮人民でしかないでしょう。
そしてその日は遠くないと信じます。

ところで金正恩ですが、精神的にも肉体的にも不健康の塊に成れ果ててしまっているようです。

週に3日は、徹夜の宴会を催していると言われ、
恐らくは極度のストレスを酒池肉林の宴でバランスを取ろうとしているこの若き狂人、

多分、肝臓はグダグダ、脳みそはすでに依存症になっているかその寸前の状態でしょう。

正直に言います。
僕たち朝鮮民族は、
酒に溺れやすい。
僕たちの行動原理の一つに「恨」の感情があるのも事実です。
そして「恨」のエネルギーを保つために僕たちは、
酒の力を借りやすいのです。

僕個人に関して言えば、
社会的な問題を起こす以前に、
そして家族の崩壊が起こる以前に、
僕自身の健康状態に赤信号が灯ったため、
最悪の事態を迎える前に底をつくことができたようです。
そしてありがたいことに、断酒ライフという新しいキラキラ人生を送らせていただけています。

おそらく金正恩は、
底をついたとしても彼自身がそれを自覚することはなく(あるかもしれませんが)、
周囲からその事の危険性を指摘されることもなく、
(指摘した途端に粛清されてしまいます)
狂気の人間フォアグラとして非業の死を待つしかないのでしょう。

そしてその堪え難い悲喜劇に対峙するためには、
自らの権力をいいことに周囲の良心を粛清し続けるしかないのかもしれません。

トランプと正恩、
二人の狂人が21世紀前半の世界史の1ページにその忌むべき名前を連ねることになりました。
そのページが短く終わることを祈ります。

僕たちは救われました。
僕たちのラッキーを持続するためにも、
皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。