僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

少し寂しいかも

本日もアル症・肝硬変・昭和のおっさん症候群、リスボンの、自己チュウ・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

さて昨日は日曜日にも関わらず、僕の所属している学会の運営体制に関する打ち合わせ、出席してまいりました。

1時に始まったミーティング、お互いの所属機関(大学)の違いを超えて、本音で話すことのできる仲間内同志ですので、
長時間にわたりましたが、
普段大学で行われる、疲労感、徒労感しか残らない会議と異なり、
ある程度の達成感とともに終わることができました。

終わりがけにメンバーの一人、京都S大学のS先生から、少し食事でもどうですか、というご提案がありました。

断酒ライフに入門して1年と少し、順調に推移してきましたが、
やはり気の置けない仲間同志の宴席への出席をためらわざるを得ないとき、
一抹の寂しさが否定できません。

もちろん、酒を飲まずに参加するという選択肢もありますが、
人数の少ない、そして互いによく知っている同志の宴席、
しかもその前に互いに胸襟を開きながら決して簡単ではない打ち合わせに取り組んだ仲間同士、
今の僕には、その席にノンアルで参加する自信はまだありません。

学会という集まり、正直に言います。

もちろん、学術的な成果の交換を通して学問の発展に寄与するという、大きな目的があります。
そして僕自身にとっても、学会への参加は、学術的な刺激を受ける機会でもあります。

しかしそれと同時に、
共通する関心をもつ者同士、共通する利害を理解できるもの同士、懇親を深める機会でもあります。

もっとずばり書けば、ともに勉強をし、そのあとでみんなで美味しい酒を飲もうという会でもあります。

大学院生の頃は、えらい先生方と席を共にできることがうれしくて仕方がありませんでした。
ある程度ベテランとなった今では、若手の研究者に対してアドバイスできること、
(向こうにとっては愚痴を聞かされることかもしれませんが)
やはり楽しいことです。

学会の大会のような大きな集まりの際の懇親の席では、アルコール抜きで全く問題なく楽しめるのですが、
やはり、少人数の集まりではまだ難しそうです。

寂しさを感じながら、タクシーを拾いに行かれる皆様と別れ、車を運転して帰宅しました。

小規模の宴席にノンアルで参加することを、次の目標にしてみたいと思います。

目標はそれぞれですが、皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。