僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

それぞれの守備範囲

アル症と肝硬変、飲酒由来疾病のドン・キホーテリスボン、58歳。

本日もリスボンの、一見反省風・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

すでに書きましたように、昨日はインテックス大阪で開催されていた介護と福祉用品の見本市、
バリアフリー2017、見学に行って来ました。

大規模な商業施設での催しを見るたびにいつも感じるのですが、
きっといろんな段階で、ごっつい予算が動いているんやろうなぁ、と思います。

そして、自分の人生を振り返った時に、俺はそんなごっついビジネスにかかわったことはないなぁ、
ごっついお金を動かせるような人生ではなかったなぁ、
とも思います。

ごっついお金を動かすビジネスにかかわっている人が実際に存在することを考えると、
自分の存在がちっちゃなものにも思えてきます。

帰りのJRの車窓からは、いろいろな家が見えます。

しかし一般的な不動産取引の原則からすると、
鉄道の線路のすぐ近くの物件は、比較的、安いはずです。

そして中には、外側から完全に間取りが想像できてしまうような規模のお宅もあります。

つまり、不動産にお金をかけなかった方々もいらっしゃるんですね。

ビッグ・ビジネスにかかわるのも一つの人生、

不動産にそれほどのお金をつぎ込まないのも一つの人生、
場合によっては、不動産を所有しないのも一つの人生、暮らし方ですよね。

僕は、芸術を一つの切り口とした研究と教育に人生を費やしました。
したがって、ビッグビジネスとは最初か縁はなかったといっていいでしょう。

幸いにも大学という場の勤め人になりましたので、
人並みの不動産は手に入れました。

どうやら人生におけるエネルギーや意思のつぎ込み方は人それぞれでしょう。

当たり前といえば当たり前です。

でもついつい、隣の芝を見てしまうのが凡人のつまらないところですよね。

国辱犬総理大臣、ポチには、貧困層の苦しみは見えてないだろうなぁ。

そしてポチの言うことを聞くしかない2世、3世議員ども、もっと視野が狭いんだろうなぁ。

僕の人生、伝記作者的な感覚から見れば、失敗者のそれでしょう。

仕事で大きなトラブルを起こしました。
健康上の大きなトラブルも経験しました。
財産は全く形成できていません。

でもトラブルを経験するたびに、視野を広げることはできたと思っています。
精神疾患を患ったものは人生の敗者かもしれませんが、
自らの精神の健康を信じて疑わない人はそれはそれで病的でしょう。

ですので、僕たちは誇りをもって生きていきましょう、いつものように。

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。