僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

英語と日本語

ガンを退治しましたが、手術負けしています、リスボン、58歳。

本日もリスボンの、ホンマかな・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。


胃がんと食道静脈瘤摘出のダブル手術の後、無理やり退位して5日目、
まだのどは痛みますが、だいぶご飯が食べられるようになってきました。

本日から授業開始、ふたコマ、ぶちかましてきました。

ということでタイトルなんですが、
今日の僕の授業はふたコマとも、英語でした。

午前中は中級相当のクラス、そして午後一はウルトラ初心者対象のクラスです。

どちらの授業でも僕は可能な限り英語を話すようにしています。

そこでのどの痛い今日の僕、偶然かもしれませんが、おもしろいことに気が付きました。

どちらの授業でも、まず2分ほど、英語で解説します。
そしてその後、少し英語だけでは難しいので、日本語でも話します、といって日本語で解説します。

なぜかのどの痛みによる咳込が起こるのは、日本語で解説している時だけなんです。

If you say some phrases in English conversation and make some kind of mistakes, in most cases the opponents or friends of the conversation don't notice such mistakes and what you want to say could reach the opponents' mind. So, don't be afraid of making small mistakes.

英語で会話していて何かミスった時、たいていの場合、相手は気が付いていないし、君の言いたいことは伝わっていますよ。せやから、ミスを恐れる必要は、ゴホゴホゴホゴホ、全く無いん、ごほごほ、ですよ。

ってな具合です。

英語のほうがのどの負担が少ないのかなぁ。

それとも僕の話癖なんでしょうか。

一つ考えられるのは、日本語はほとんどの単語が開音節で終わりますが、このことが息の出方に影響をしているのかもしれません。
英語をはじめとする多くの外国語は、閉音節という音の出ない音で終わる単語が圧倒的に多いんです。

(ちなみに英語の発音がそれらしい人は、開音節と閉音節の違いが分かっている人ですが、カタカナで英語を勉強している限り、この違いは実感できません。)


このたび、ドイツとイタリアを訪れてきましたが、やはり英語は便利な言葉でした。

特にドイツでは英語は重宝します。

おそらくは都市部のかなりの割合の人が英語を理解されますし、話されます。

そしてドイツ人の英語は、日本人には、大変、聴きやすくわかりやすい。

ちなみに一番分かりにくい英語をしゃべるのは、ロンドンのイギリス人です。
あいつらの英語は分らん。

ドイツの人たちは、感情面でも日本人と非常に近い部分がありますので、
駅や空港で困ったときは、本当に助かりますよ。

イタリア人の英語も悪くはないです。
ただし、イタリア人の言うこと、どこまでが本気でどこからジョークかを見極める必要はありますけどね。

とにかく、英語は便利な言葉です。

僕は、言語としての英語は、きわめて純度の低い、混乱した言葉だと思っています。
しかし、世界中で第二言語として用いられているのは、事実。

勉強が嫌いな若者たちに、絶対に伝えなければと思います。

ちなみに、日本語の中にやたらめったら不思議な横文字を挿入する連中は、
虫唾が走るほど嫌いです。

英語教師、まだまだ死ねません。

そのためにも

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。