僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

新しい楽器

飲酒歴40年、断酒歴2年と少し、ピアニスト歴36年、不良初期高齢者、リスボン、59歳。

本日もリスボンの、直近の課題・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。


ということで僕にとっての直近の課題ですが、

もちろん、まじめな話をすれば、
4月から新学期が始まりますので、

さらなる授業内容のブラッシュアップを図らなければなりません。

とりあえず今考えているのは、

「英語入門」という、
中学の段階で英語学習からドロップアウトしてしまった少年少女対象の授業の
さらなるヴァージョンアップです。

この授業で目指しているのは、

ドロップアウトした青年たちに英語を身につけてもらうことではなく、

英語のみならず外国語の学習はとりあえず、
恥ずかしいという気持ちを捨ててひたすら話し、聴くことでドアが開くということを実感してもらうことです。

外国語のマスターは決して簡単ではありません。
僕の授業に週に1回付き合ったくらいで、十分な英語力が身につくわけはありません。

しかし

今や良くも悪くも世界語になった英語、
どんなむちゃくちゃな形でもええから使ったもん勝ちや、というマインドセットを身につけてもらい、
アーティスト、デザイナーとして、
形という視覚言語との組み合わせで世界に打って出る厚かましさを身に着けてもらおうと思っています。

要は、

オレ、日本から来たんや、
何も出けへんけど、
絵やイラストは得意やでぇ、
何かオレにできる仕事ないっすか、

と自分を売り込める根性を身に着けてもらうための基礎工事ができればいいかなと思っています。


さて僕にとっての真剣な直近の課題は、
ちょこっと宣伝を兼ねますが、

来週の水曜日にまたライブを行いますので、

その準備です。

いつも通りのライブなのですが、
今回、少し考えるところがありまして新しいキーボードを購入しました。

そしてその新しい楽器で演奏しようと思っています。

これまで使っていた楽器は何といっても20年近く前の製品ですので、
そもそもの発音原理(というか波形発生原理)が全く異なります。

新しい楽器は、
様ざまな細かいサウンドのニュアンスや、
キーボードをはじめとするインターフェイスの操作性が異なります。

はっきり言って、まだ使い始めたばかりですので、
仲良くなれていません。

電子楽器とはいえ、
やはりある程度、弾き込まないとお互いに引き合うようにはならないんですね。


そこで、仕事場には前の楽器もおいてあるのですが、
とにかく新しい楽器に慣れるために、ひたすら弾いています。

おもしろいもので、
前の楽器で弾けていたつもりになっていたフレーズが、
実はしっかりとは弾けていなかった、

つまり、根本的なところでの基礎的なテクニックの不備を思い知らされてもいます。

とにかく新しい楽器と仲良くなること、
これが僕の直近の課題です。


宣伝です。

3月21日(水、春分の日) 午後7時
京都伏見稲荷駅下車すぐ アンソニアカフェ
リスボンと仲間たちグループ、ライブ

ライブチャージはおひねり制です。

いつものようにジャズスタンダードを中心に、
楽しさの中に30パーセントのアヴァンギャルド・テイストを交えて演奏します。


詳しくは「アンソニアカフェ」のウェブサイトまで。



いつものように


皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。