僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

出張3日目 帰途についています

アル症・肝硬変、寒さにも負けず元気です、リスボン、59歳。

本日もリスボンの、移動中です・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

今、3日間の東京出張を終え、新幹線の車内で書いています。
(といってもアップロードは帰宅してからになるでしょう)

本日は、埼玉県の障害者のアート表現をめぐるシンポジウムに参加してまいりました。
もともと、今回の出張、このシンポジウムに参加することがメインの目的です。

埼玉の事情なぞ全く知らずに来ましたので、いったいどんな人たちが参加するのかと思い、少しばかり不安?でしたが、
会場の埼玉県立近代美術館に集まった人びとの大半は、福祉関係の人びと、
すなわち障害者介護施設で障害者の芸術活動を支援している職員さんたちでした。

シンポジストの何人かは、アーティストだったり、学芸員だったりと、いわゆる美術関係者だったのですが、
僕の場合、どちらにも関係がありながら、どっちつかずのような、でもどちらかといえば、アート関係者かなと思いつつ、
なんといっても、全く知り合いのいない関東での開催、
若干のアウェイ感の中でADHD体質にしてはおとなしく座って、でも熱心に議論の進行を聞いていました。

シンポジウムの内容は、
10数年間、この業界に関わってきた僕にとっても納得できる話が多く、
僕がこれまで取り組んできたこと、そして今後もやろうとしていることは、間違ってはいなかったことを確認できました。

シンポジウムが終了したのが午後4時過ぎ、会場最寄りの北浦和駅で家の近くの駅までの切符を買い、
東京駅の改札内でお土産を購入し、軽めの夕食を済ませましたが、
新幹線に乗る前に少しだけ酒を飲みたいかな、と思ってしまいました。

しかしのぞみ号に乗り、アイポッドで音楽を聴き始めると、
高速移動をしながら好きな音楽をクリアーな頭で楽しむことの素晴らしさを改めて感じ、
やはり断酒ライフの素晴らしさを納得しました。

それに僕たちにとってほんのちょっとの出来心のもたらすリスクの大きさがとんでもなくハンパないことを、
ネットワーク上のつながりの中で常に再確認していることの大事さ、
こちらも改めて納得しました。

というわけでいつものように
皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。