僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

妄想、妄想

アル症を自覚し、いやでも肝硬変、リスボン、59歳。

本日もリスボンの、好き勝手・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。



「ところでプロモーション・ヴィデオですが、リスボンさん、何かアイデアはありますか?」

「ちょっと予算をオーヴァーしそうなんですが、いいでしょうか。」

「いくらくらいかかりそうですか。」

「映像製作スタッフの人数にもよりますが、5か所くらいにロケをとどめるとして、250万円くらいでしょうか。」

「ロケ?ロケ先はどこを考えてます?」

「ヨーロッパのいくつかの都市です。
ヨーロッパの街の中には、駅や空港に誰でも弾くことのできるピアノが置いてあるところがあります。
そこで僕がピアノを弾きながら、歌を歌うというVです。」

「で、周囲の人も盛り上がるというわけですね。
具体的にはどこらへんですか。」

「僕が知っているのは、パリのシャルル・ドゴール空港、同じくパリのパリ北駅。
それからトリノのポルタ・ヌオーヴォ駅。後、ドイツやイギリスにもあると思いますよ。」

「絵としてはきれいなものになりそうですけど、ちょっと予算の問題がありますね。
上層部にかけあってみましょう。」

「よろしくお願いします。」


以上、65歳でデビューしたピアノ弾き語りシンガー、リスボンと、
レコード会社のプロデューサーの打ち合わせでした。


妄想くらい、ただですからいいですよね。妄想、妄想。

そして現実はしっかりと断酒ライフ。


皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。