僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

さぼります

飲酒歴40年、断酒歴2年と少し、先生歴34年、不良老人リスボン、59歳。

本日もリスボンの、反省文です・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。


暖かいような、寒いような、
まさに三寒四温の真っただ中のような気温の中、

運転中に、
街角でタクシーを待っている晴れ着姿の若い女性、二人連れを見かけました。

成人式はとっくに過ぎたのになぁ、と思いましたが、

そうや、そや、
大学や専門学校の卒業式のシーズンなんですね。


僕たち、大学に勤めている人間にとっては毎年のことなんですが、
当人や保護者にとっては、
一生に一度のことです。


ところがその大事な卒業式、および卒業記念パーティーなんですが、
僕は、
今年はさぼります。

さぼって香港に行ってまいります。


理由は大きく二つあります。


一つ目。

昨年、ちょっとしんどい思いをしましたので、それを避けるため。

昨年は卒業式に参加したすぐ後に上海に行って来ました。

そして
帰国の次の日から大学の行事が始まるという、タイトな日程を組みました。

帰りの上海発のフライトが2時間ほど遅れました。

その結果、帰国した日に家に帰ることができず、
いい歳こいて京都駅の周辺でオール。

全く眠らず早朝に家に戻り、
大学の仕事に向かいましたが・・・・

会議の半分くらいは寝ていました。

あのしんどい思いは、年齢的にもちょっと辛いっす。

ということで、卒業式の日程を挟む旅程を組みました。


そして二つ目の理由、

もちろん僕としても、卒業式及びパーティーを欠席することは、
決して好ましいことではないと思っていますが、

今年の卒業生たちとは、
授業にしても授業外にしても、
あまり親密なかかわりをもたなかったのです。

これは全くのたまたまです。

例えば、僕が担当している福祉関係の活動に参加した学生が少なかったこと、
僕の授業で英語を勉強した学生がほとんどいなかったこと、

そんなところかな。

もちろん、決して褒められた話ではありません。

卒業生たちの晴れ姿をみたいという思いはあります。

数少ないとはいえ、折に触れて話をした学生もいました。

でも今年は、さぼっちゃいます。


そしてもう一つの影の理由、

僕自身も大学の行事から少しづつ身を引いていくべきだなと思っています、
いきなり一気にすべてを引退してしまうのは避けようと。

アフター引退ライフにスムーズに移行することも考えています。


賞味期限切れまであと6年。

賞味期限の間は新鮮さを保ちます、期限が切れたのちは、ぬか漬けのような味わいを目指します。
ぬか漬けリスボン、いつものように

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。