僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

少しホッとしたかも

飲酒歴40年、断酒歴800日と少し、研究者歴37年? 不良初期高齢者、リスボン、59歳。

本日もリスボンの、ぬか喜びでありませんように・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。



今日から2018年度の授業が始まりました。

デザイン史概説A、これが僕が今日担当している講義です。

学生数や必修科目との兼ね合いもありまして、
全く同じ内容の90分の授業を、
1時限目(9時10分から10時40分)と2時限目(10時50分から12時20分)の2回、
繰り返し、行っています。

余談や無駄話も内容を合わせています。

同じ授業スライドで2回の授業をこなすことができますので、
準備の手間は半減?するはずですが、

全く同じパフォーマンスを2回繰り返すということ、

ちょっとした行ですよ、行。


しかも新入生、特に1時間目の学生諸君にとっては、
生まれて初めての大学の授業、

多少は気合が入っていると思いますし、
こっちも最初のつかみが大事ということで、気合が入ります。


気合を入れて午前中の授業を終えまして、
研究室でパンとバナナ、そして野菜ジュースのランチを終えてから、
昨年からかかわらせてもらっている、
障害者の作品展の仕事を少し進め、

そしてそのあと、
昨年購入したまま、まだ手つかずであった比較的新しい、障害学の研究書を読み始めました。


2年前、肝硬変のために入院した時に、
同時に肝性脳症も発症していました。

あれから2年、断酒ライフも落ち着き、おそらく肝君も落ち着いていると思いますが、
どうやら脳みその機能もかなり回復してきたようです。



2年前の入院中は、全く英語を読むことができなくなっていました。

その後、体調と精神の回復に努めてきましたが、
しかし英語理解の脳体力はなかなか回復しなかったのです。

外国語の解読という作業は、これは僕の偏見かもしれませんが、
知的レベルを計測する格好の物差しの一つになると思っています。

今日、久しぶりに腰を落ち着けて洋書を開いたのですが、
理解のスピードはかつてのペースにかなり近づいていました。

肝性脳症も完治することはないようですが、
しかし肝君との付き合い方次第で、かなりいい感じに脳みそを復活させることができるようです。


加齢による知的体力の衰えという、逆らい難い現象もありますが、
しかし、使える限りは親と同様、脳みそも使いまくる必要がありますよね。


頑張れ、僕の脳みそ、そして僕の肝臓。

そのためにもいつものように、
皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。