僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

北京の大気

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飲酒歴40年、断酒歴2年と7か月、不良初期高齢者、リスボン、59歳。

本日もリスボンの、環境レポート・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。



写真は北京のとある寺院で撮影したもので、

抜けるような青空をバックに龍が舞を披露しています。


この写真で見る限り、北京の大気が澄んでいるようにも見えます。


しかし実際には、
やはり北京の大気は汚染されていたようです。


まず飛行機が北京空港に近づいたときに、
機内から見える北京という都市の遠景ですが、

ボヤーっと霞んで見えました。

あれが北京の大気汚染かと納得できました。


そして多くの知人のアドバイスに従い、
PM2.5にも対応したマスクを持参しましたが、

写真のように、今日は空気がきれいなんじゃないかい、という日にマスクの着用をさぼりますと、

翌朝、明らかにのどがいがらっぽく感じられました。


その朝の体験以降、

よほど広大な緑地を散策するとき以外は、マスクを着用するようにしました。


やはり、北京の大気は、汚れているようです。


ただし、北京の人びとは慣れているんでしょうね、
中国のあの黒いマスクを着用している人は、たまにしか見かけませんでした。


上海でも何となく空気がよどんでいるように感じられましたが、
北京はそれ以上だったようです。

真夏の訪問でしたからまだ影響は少なかったと思いますが、
春先なんかは大変でしょうね。

急激な経済成長のひずみとしての都市の大気汚染、

この巨大国家がこの問題にどのように対応していくのか、

インドをはじめとする、さらなる経済発展国の、
そして、人類がこの星でどのように生き延びていくのかという大きなテーマに対する、
重要な意思決定のモデルとなりそうです。

やはり僕たちは、この隣国の今後から目を離すことはできません。

しっかりと見届けましょう。

そのためにも断酒ライフの継続です。

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。