飲酒歴40年、断酒歴3年、不良初期高齢者、リスボン、60歳。
本日もリスボンの、時代遅れです・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。
本日のタイトルをお読みになって何のこと?
と思われた方もいらっしゃると思います。
もう少し分かり易く、分かち書きをしてみると、
スマホが怖ぇ~‼
です。
僕はスマホを使用していませんので、
僕がスマホを怖がることはないのですが、
社会とスマホの関係を考えると、
怖いという不安が訪れます。
この頃、あほとしか言いようのない若者どもが、
バイト先等での悪ふざけを動画で撮影し、
後先を考えずSNSにアップしたことで、
とんでもない社会的な悪影響を巻き散らかす結果になっている事態がいくつか注目されてます。
中には訴訟沙汰になる事例もあるそうで、
ウン千万円単位の賠償金が発生する可能性もあるとのこと。
いろんな人がいろんなことを言ってますが、
どうやら悪ふざけをSNSに投稿したバカ者どもは、
ホンマに軽い気持ちでやったようですね。
自分たちの投稿が仲間内でしか相手にされないであろうという前提のもと、
それから24時間で元の投稿は削除されるという、
一見、ネットワークの危険性を回避できるかのように思われるアプリの機能のもと、
それこそ、担任の先生が朝の学活に来る前の高校の教室のノリで悪ふざけをし、
そして気軽に撮影して公開してしまう、
世間の広さ、社会の広さ、世界のとんでもないでかさ、
それから世間の容赦のなさ、社会の容赦のない残酷さ、そして世界というとんでもない多様な解釈の海の深刻な深さ、
バカ者としか言いようのない若者たちはそんな外部の恐ろしさを理解することが全くできない、
彼らには、誰かを困らせてやろうなぞという、悪知恵すらないようです。
そして僕が恐怖を覚えるのは、
そんな恐怖や危険に満ちた世界に若者たちを簡単に誘い込むことのできる端末機器が、
今や必需品として横行している事態です。
バカとはさみは使いよう、
要は道具ですから、正しく使えばいい、
そんな正論もあるでしょう。
新しい技術の導入期は、何かと軋轢を巻き起こすものであり、
特に老人は新しい技術の可能性よりも、目の前の困りごとにばかり目が行ってしまう、
それもその通りかもしれません。
でも僕は、やはり恐怖を感じます。
僕たち、年老いたものができることとしては、
たとえ嫌われても、
そして間違いなく嫌がられますが、
僕たちの感じている恐怖や違和感を声に出し、
そして一歩、踏みとどまって考えることの大切さを伝えることでしょう。
もちろん、絶対に嫌がられます。
でもおそらく嫌がられることを恐れる年寄りは、
大事にされるよりもバカにされるでしょう。
僕は職業柄もありますが、
やはり、若者たちに嫌われる道を選びます。
そのためにも元気に断酒ライフ!
皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。