僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

中途半端な区切り

飲酒歴40年、断酒歴3年と1か月、不良初期高齢者、リスボン、60歳。

本日もリスボンの、今日もいろいろ・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。


昨日の「素数」噺でも報告しましたように、
今日で、断酒歴が3年と1か月になりました。

37か月という、
一応、月毎記念日、

日数でいうと1128日、

どちらも何となく中途半端な区切りというか、区切りともいえないというか。


でも、やっぱり、記念日ですので、
喜びましょう。

ひゅ~ひゅ~、ドンドン、ぱちぱち。


3年1か月、
断酒ライフ、入門したての頃には想像すらできなかった期間ですが、

日数(ひかず)にすると、1128日。

多いのか、それほどどうっちゅうこともないのか、よくわかりません。

でも僕たちにとっては、何日であろうと、
永遠の通過点、

粛々と断酒を継続するのみです。



大阪のスナックで、
元ボクサーが、元力士を、
カラオケのコントローラーでしばき、
死なせてしまったそうです。


死なせてしまったほう曰く、
酔っていて全く覚えていないとのこと。

問題外どころの話ではありません。

ラウンジピアニストで生計を立てていた若いころにも、
ごくたまにたちの悪い酔客を見たことがありました。


いろいろな意味でこの国は飲酒に対して寛容なところがありますよね。

覚えていないほど泥酔した挙句に人を殴って死なせてしまうのは問題外ですが、

しかし暴言を吐いてしまう、
いやな表情を見せる、
等のちょっとしたことで誰かを傷つけることもよく聞く話です。


僕たちのように自らの心を壊してしまうのも行きすぎですが、
一線を越えてしまい、
そこから戻ろうともがき続けることを誓った僕たちだからこそいえることがあると思います。


酒が一概に悪だとは思いません。


でも僕たちの社会には酒との付き合い方がどうしても上手になれない人たちがいます。

僕たちがえらそうなことを言えるわけではありませんが、
しかし僕たちの存在について知ってもらうことが僕たちのできることの一つだとは思います。

覚悟を決めて生き続けましょう。

いつものように

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。