僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

楽ができるようになりました

飲酒歴40年、断酒歴3年と4か月、不良初期高齢者、リスボン、60歳。

本日もリスボンの、ようやっとポイントを押さえました・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。


今日の午前中は、
大げさに言えば僕のライフワークの柱の一つになるような、
重要な仕事をしてきました。

勤務している大学から一番近くにある特別支援学校の春のお祭りでの、
大学生が指導するものつくりワークショップの開催です。


今年もこどもたちには、
身近にある素材を使って、
ちょっとした工夫で誰でもできる、
おもちゃ作りに挑戦してもらいました。


一応、僕がこのプロジェクトの指導者であり、
大学の授業としての単位認定者です。


が、

何回かの準備やミーティングも含め、
今日の本番でもそうなのですが、

僕の役割は実際のワークショップの考案や実行よりも、

先方との打ち合わせや、材料や道具の調達、
そして時間の調整等の、裏方仕事に徹しています。


特に今日の本番、
支援学校のこどもたちが遊びに来てくれてからは、
僕はもう、ニコニコと事態の推移を見守るだけ。

見に来てくれる支援学校の先生方や保護者の皆さんとお話をするという大人の接客もしますが、
大半の業務は学生たちに任せることができました。


もちろん、
今年度、僕のこの授業に集まってくれている学生諸君が優秀であることは言うまでもないのですが、

それとともに、
ちょっと偉そうに言わせてもらうと、

ある程度の年月にわたって、
こどもたちを対象としたものつくりワークショップを運営してきた中で、
僕自身の無意識のふるまいの中に、
学生たちに伝える何かが生まれつつあるのではないかと思います。

かなり思い上がっていますが、
思い上がってもいいよね、と自分に言い聞かせるくらいのキャリアを積み重ねてきた自負はあります。


若いころは、
僕自身が先頭に立ってこどもたちと全力でぶつかっていましたが、
今では、僕自身は一歩、身を引いて、
若者たちに任せる心の余裕ができてきました。

亀の甲より年の劫というのは、
当たっている場合もあるんですね。


支援学校のこどもたちも楽しんでくれたと思いますし、
指導に当たってくれた学生諸君も楽しんでくれたでしょう。

そしてバックヤード・マネージメントに従事した僕も、
これまでとは違った楽しみ方を知りました。


継続することで見えてくることは一杯ありそうです。

そう、断酒ライフもきっと、
続ければ続けるほど、美味しくなるに違いありません。
ですのでいつもの気合です。


皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。